ぐるっと流山 「いっしょにあそぼ!~子どもと親のコミュニケーション力を高めるパフォーマーとの出会い」

ページ番号7165 更新日 平成24年2月6日

ケータイ世代に着目した子育て応援事業 子どもたちがパフォーマーと交流

「いっしょにあそぼ!~子どもと親のコミュニケーション力を高めるパフォーマーとの出会い」

 2月5日(日曜日)、流山市生涯学習センターで「いっしょにあそぼ!~子どもと親のコミュニケーション力を高めるパフォーマーとの出会い」が行われ、多くの家族連れの皆さんが、バレエやフェイスペインティングなどを楽しみました。このイベントは、寒い冬に身体も心も温かくと、一流パフォーマーの皆さんが室内で楽しめる5つのプログラムを準備し、子どもたちは、午前と午後に好きなプログラムを1つずつ選んで参加するという体験型のものです。


「劇あそび」

 会場となった流山市生涯学習センターの音楽室では、「劇あそび」が行われました。講師に劇団風の子の大澗弘幸さんを招いて、小学生の親子を対象に、遊びを通して表現などを学ぶプログラムです。みんなで楽しく遊びながら、一人ひとりが持っているよいところを探しに出掛けるなど、楽しみながら、「できた」という達成感が得られる体験プログラムに大人も子どもも一緒になって楽しんでいました。

 同センターの多目的ホールでは、「きみもトライしてみよう~初めてのパントマイム」が、おおまる企画のヘルシー松田さんを講師に行われました。午前・午後各90分のプログラムで、言葉を使わず、身体で表現する方法を学びます。コミックマイム界の第一人者ヘルシー松田さんが、顔の表現や鳥の真似などからマイムの世界へやさしくご案内。

 A101会議室では、「面白自分発見 フェイスペイントにチャレンジ」です。クラウン・パラダイスの大場寿子さんやTOTTAさんの指導で、水性のクレヨン状のメイク道具を使って自分で思い思いにメイクします。幼児以上が対象で60分のプログラムです。子ども同士が向かい合ってお互いの顔にペイントし合ったり、鏡を覗きこみがら自分でメイクしたりしながら変身を楽しみました。

 A103会議室では、「なめちゃんと手遊び」です。ともしび音楽企画の行貝ひろみさんや田口久美子さんの進行で、パネルシアターと手遊びで、みんなで歌って友だちの輪を広げようという企画です。「それでは、一緒にお鍋の蓋を開けましょう!」と呼び掛けながら描かれた絵の蓋をとると、おいしそうなカレーがいっぱい。アコーディオンの演奏に合わせて、物語が進んでいきます。

 鏡の壁面がある演習室では、「バレリーナになろう」が行われていました。講師には、新演奏家協会・谷桃子バレエ団から2名のバレリーナが派遣され、小さな子どもたちに「顔をあげて、背筋を伸ばして」と指導しながら各回90分の参加型体験学習が行われました。素敵なバレエの世界への第一歩を谷桃子現役バレリーナと一緒に体験してみようという贅沢なプログラム。


ペイントに挑戦する子どもたち

 今回のイベントは、独立行政法人福祉医療機構の社会福祉振興助成「ケータイ世代に着目した子育て応援事業」から助成金を得て、NPO法人子ども劇場千葉県センターが主催し、NPO法人流山おやこ劇場が共催して開催されたものです。NPO法人野田子ども劇場とNPO法人子どもっとまつどが協力、流山市と流山市教育委員会が後援して実現したものです。

 普段は、中高年の利用者が多い流山市生涯学習センターもこの日ばかりは児童センターのような賑やかさで、あちらこちらから子どもたちの元気な声が響いていました。子どもばかりではなく、親世代も携帯電話やメールによる意思伝達が多くなる中で、身体表現やコミュニケーション能力を楽しみながら高めようと、1年前から市教育委員会や流山市生涯学習センターと話し合いを重ね準備をしてきました。会場には、地元ケーブルテレビのJCNコアラ葛飾からデイリーニュースの取材班も訪れ、取材をされていました。

 今回、会場市の劇場として受付などの裏方を担当したNPO法人流山おやこ劇場は、「子どもたちに夢を!たくましく豊かな創造性を!」を合言葉に、昭和61年に発足し、子どもたちにとって、より良い文化環境作りのための活動をしている会です。遊んだりおしゃべりする中で、子どもたちにとっても、大人にとっても、流山が"HOT"でやさしく住みやすい街であればいいと願って活動を続けています。

  • お問い合わせ
    NPO法人流山おやこ劇場事務局(電話・ファクス:04-7152-0446)
    事務所開所日:月曜・水曜・金曜
    開所時間:午前10時から午後3時

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