ぐるっと流山 「子育てフォーラムin流山」

ページ番号7151 更新日 平成24年2月15日

~パパが笑えば家族が笑う~

「子育てフォーラムin流山」

 「NPO法人パートナーシップながれやま」と「子育てプロジェクト」の協働で、父親の子育て応援事業の一環として「男の子育てIN流山」のハンドブックを作成しました。その記念フォーラム(流山市共催)が2月4日、中央公民館で行われ120人が集いました。著名な大日向雅美先生をお迎えすることもあり、遠くは兵庫県から参加された方もいらっしゃって、会場内は大盛況でした。


120人が集いました

 1部は、子育てプロジェクトのメンバーから、「流山のパパ70人に聞きました」の報告がありました。「パパとママが共に子育てを楽しむことができる街、流山」を応援したいと考えて、実態把握のために未就学児を持つパパにアンケートを実施し、その結果から子育てを楽しいと感じ、関わりたいという願いや思いがあることがわかりました。しかし、現状は子どもと関われるのは1時間未満であり、その阻害要因は仕事の忙しさにあること、また、急な発熱が出た場合の職場の理解度、地域活動への参加、パパ友の有無についての報告がありました。詳しくは「NPO法人パートナーシップながれやま」のホームページをご覧ください。

 2部は恵泉女学園大学大学院教授の大日向雅美さんの基調講演「大切なわが子の育ちのために!」です。親ならだれしも子どもの健やかな成長を願うもの、子どもは自分で育つ力を持っているので信じること、親バカでもいい、子どもをじーっと見つめること、立派な親でなくていい、ひとりで頑張り過ぎないこと、失敗を恐れない、お母さんがゆったりした気持ちになることの大切さについて、事例をあげられながらお話されました。大日向さんの優しい口調とユーモアに参加者は時に笑い、時に聞き入りうなずいていました。また、オムソーリーの哲学(オムソーリーとは悲しみを分かち合うという意味)についてお話され、支えさせていただいてありがとう!(助ける側、支える側の喜び)「お互い様」を合言葉に老若男女が支え合うことの大切さを教えていただきました。


パネルディスカッション「パパが笑えば家庭が笑う!」

 3部はパネルディスカッション「パパが笑えば家庭が笑う!」です。コーディネーターは大日向さん、パネラーに幸田さん、永田平さん、村上さん(パパさんたち)、青木さん(ママさん)の4人です。自己紹介を兼ねてのお子さんとの関わり方について、それぞれ仕事に忙しいが、「子どもができたんだから、普通にやればいいんじゃないの」「できることをやればいい」「妻からは朝と夜、話を聞く」など日々実践されているコメントが返ってきました。次に男性(夫)から女性(妻)に求めること、もし時間があったら何をしますか?という問いかけに「思ったことを素直に言ってほしい」「子どもが産まれてからは子ども中心になるが、妻にはオバさん化してほしくない」「妻の人生を大切にする」「妻とレストランに行く」「妻には月1回くらい干渉しないで買い物やコンサート等に行ってもらう」…最後に大日向さんからパネラーたちのお話も含めてまとめていただきました。絶妙な大日向さんのコーディネイトと素晴らしいパネリストのお話に引き込まれ、会場と参加者が一体となり、満足感と笑顔がいっぱい溢れたフォーラムでした。


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