ぐるっと流山　流山健康づくり応援団「軽スポーツ＆体力測定会」

流山健康づくり応援団 自治会に出向いて体力測定も

　2月12日（日曜日）、長崎小学校と第2コミュニティホームで「軽スポーツ＆体力測定会」が行われました。これは、「流山健康づくり応援団」が初めて開催したものです。流山健康づくり応援団は、市民の方々の健康づくりをよりよいものにしたいと、市内外でスポーツを行う指導者や、運動教室を運営している生涯学習センター、健康づくりのためのシステム開発をしている「つくばウエルネスリサーチ株式会社」が協働し昨年末から活動をしています。

　流山健康づくり応援団の団長は流山市スポーツ推進委員協議会の松本正会長が、副団長は流山市コミュニティスポーツリーダー会の早川幸子さんが勤めています。この日の「軽スポーツ＆体力測定会」は、八木地区自治会連合会の地域の方々を対象に試行したものです。同応援団主催イベント第一回目ということもあり、トライアルとして無料で実施しました。24人の方々が集まり、軽スポーツと体力測定で、みっちりと身体を動かしていました。

　軽スポーツは、インディアカという羽のついたボールを素手で打ち合うというレクレーション競技で、日頃、松本正さんが生涯学習センターのおおたかスポーツコミュニティでも指導している種目です。だれでも手軽に楽しむことができるということもあり、2人から3人のチームをつくって打ち合いました。また、他にも、流山発祥の軽スポーツ「ヘルスバレーボール」も行い、小学生のお子さんも参加して、和気あいあいの雰囲気の中、さまざまな軽スポーツを楽しみました。

　軽スポーツがひととおり終了すると、いよいよ体力測定がスタート。6種目を1時間みっちりと行い、その場で測定結果か"体力年齢"を割り出した「体力年齢結果シート」が作成されました。この体力年齢を出す仕組みは、つくばウエルネスリサーチの開発したシステム。同社のシステムは、流山市で行われている「ヘルスアップ教室」にも運用されています。筑波大学の長年の研究の蓄積から割り出された数値で、会場では、つくばウエルネスリサーチの担当者が、健康維持に必要な運動と健康の秘訣、そして健康な身体をつくるために必要なポイントを解説。参加者のみなさんは真剣に耳を傾けていました。

　実際に、自分の体力年齢が割り出されると、参加された皆さんは、自分の結果に驚きを隠せないようで、「これを機会に運動をはじめなきゃ！」と奮起した方や、いままで毎日積み重ねてきた運動の成果がきちんと現れて、実年齢よりもずっと若い数値に喜ばれている方など、改めて自分の生活を見直すよい機会となったようです。また、この日は、体組成計を使っての「カラダ年齢」も測定しました。基礎代謝や内臓脂肪レベル、体脂肪率、BMIなど、自分の数値を見ながら、「隠れ肥満タイプ」「肥満」「普通」など、今の身体の状態に一喜一憂されていました。

　こうした細かい数値の見方を、1人ひとり解説していたのが、流山市生涯学習センターの職員で、ヘルスアップ教室の事務局を担当している三橋綾子さん。ヘルスアップ教室の事業を通じて、市民の方々の健康づくりの大切さや、どんな情報が行き渡っていなくて、どんな悩みを抱えているのかがわかったと語る三橋さんは、この健康づくり応援団を通じて、生涯学習センターにいらっしゃる機会のない方にも、健康づくりの大切さやさまざまな情報を届けたいと語っていました。

　この日、応援団のイベントのサポートに、流山市コミュニティスポーツリーダー会から車田さんや上島さんなどもかけつけて、参加者一人ひとりに健康づくりのアドバイスをしていました。この流山健康づくり応援団は、八木南自治会でのイベントを終えて、他の自治会でも、同様の健康づくりの意識向上や、きっかけづくりとなるイベントを行っていきたいと、希望する自治会を探しながら、企画を練っていきたいと話していました。

　なお、2月20日（月曜日）午後1時から3時まで、流山市生涯学習センターを会場に、「自分の体力年齢を知ろう！体力測定会」を行います。参加費は200円です。参加を希望される方は、流山市生涯学習センター（電話：04-7150-7474）へ事前にお申し込みください。当日は、運動しやすい服装で、持ち物はタオルや運動靴、飲み物をご持参ください。お問合わせは、生涯学習センター内にある、流山健康づくり応援団事務局（電話：04-7150-7474）へ。。