ぐるっと流山 再びの利根運河三人展

ページ番号6664 更新日 平成24年1月16日

運河の魅力を絵画、漫画、写真で 運河を愛した3人の作品展

利根運河に関わる作品を展示

 運河水辺公園近くにある利根運河交流館で、「再びの利根運河三人展~ムルデル碑建立に力を寄せた作家たち~」が開かれています。画家の故・松本昌三さんと漫画家のおのつよしさん、写真家の故・横村克宏さんの3人の作品の中から、特に利根運河に係わるものを集めて展示しているものです。


広報元旦号で掲載

 松本昌三さんは、新川小学校で養護教員を務めながら、趣味の油絵を描き続けられました。昭和59年1月1日号の広報ながれやま1面に掲載された松本さんの作品「新春の利根運河」は、朝もやのけむり立つ幻想的な利根運河の夜明けを描いたものです。この他にも、広報の連載記事の挿絵に、多くの松本さんの作品が掲載されています。


利根運河に関わるイラスト

 おのつよしさんは、昭和53年から昭和56年まで日本漫画協会の理事も務められた市内在住の漫画家です。代表作「イラストながれやま物語」など、多数の作品があり、平成7年には第4回北野道彦賞も受賞されています。おのさんは、広報ながれやまで数多くの連載を担当し、分かりづらかった介護保険の制度や選挙の仕組み、さらには市役所の各課の仕事の内容を、市民目線で分かりやすく紹介した「おのつよしの市役所訪問」は読者にも好評でした。


運河の四季折々の写真など

 横村克宏さんも、広報ながれやまとは縁深く、「春夏秋冬」や「ながれやま散歩道」「巨木を訪ねる」などの連載を担当、写真と文章で流山の魅力を紹介したほか、元旦号の表紙写真やグラフ版の写真も撮影。平成11年12月に亡くなられるまで、当時連載していた「市民スケッチ」で、活躍する市民を数多く紹介してくださいました。


左から、おのさん、松本さん、横村さん

 3人とも、利根運河の魅力を感じ取り、利根運河を愛した方々で、昭和60年に建立されたオランダ人技師・ムルデルの顕彰碑設立運動に当たり、展示会とオークションを開催し、その売上金を寄付されました。そんな3人の利根運河に関わる作品展です。ぜひ、ご覧ください。会期は2月12日(日曜日)まで。月曜と火曜は休館で、時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは、利根運河交流館(電話:04-7153-8555)へ。


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