ぐるっと流山 「ホタルの幼虫放流」

ページ番号10688 更新日 平成24年5月10日

「ホタルの流山」ブランド化へ向けて ホタルの幼虫1,500匹を放流

「ホタルの幼虫放流」

 5月5日、NPOホタル野(高橋秀治理事長)によるヘイケボタルの幼虫を「里帰り」させる「ホタルの幼虫放流」が今年も開催され、約100人の方が参加しました。前日は強い雨が降り、田んぼの状態が心配されましたが、当日は天候に恵まれ、無事に幼虫を帰すことができました。放流された幼虫は、昨年同じ田んぼで飛んでいたホタルの子どもたちです。昨年は幼虫が少なく、ボランティア一組あたり10匹しか幼虫を渡すことができませんでしたが、39組の方たちがこの日まで大事に育ててくださいました。


ヘイケボタルの幼虫

 5月5日、NPOホタル野(高橋秀治理事長)によるヘイケボタルの幼虫を「里帰り」させる「ホタルの幼虫放流」が今年も開催され、約100人の方が参加しました。前日は強い雨が降り、田んぼの状態が心配されましたが、当日は天候に恵まれ、無事に幼虫を帰すことができました。放流された幼虫は、昨年同じ田んぼで飛んでいたホタルの子どもたちです。昨年は幼虫が少なく、ボランティア一組あたり10匹しか幼虫を渡すことができませんでしたが、39組の方たちがこの日まで大事に育ててくださいました。


約100人の方が参加しました

ホタル野では、今年から「ホタルの流山」のブランド化を目指して活動を行っていくそうです。「ホタルの流山」ブランド化とは、ホタルが生息できる環境をつくり、その環境を広げていくことが目的です。活動1年目となる今年は、無農薬田んぼのオーナーを募集する、田植えなどに個人で参加してもらう、近隣の学生さんの手伝いを増やすなどの、マンパワーを拡大することに力を入れるとのことです。

 


参加した小学生

 高橋理事長は「ホタルや田んぼに生息する生き物にとってよくないのは、農薬や除草剤の散布です。ただし、これらを使わないと夏の草取りなどの管理がとても大変です。そのため、作業には時間と労力がかかり、手伝ってくれる人が足りない状況にあります。「ホタルの流山」をブランド化することで、放流や観賞会で人が集まり、その人たちが環境づくりを手伝ってくれるという好循環が生まれることを目指しています。そして、親から子へ、この取り組みが何世代にも渡って受け継がれてほしいと思っています」と話してくれました。


カエル

 今回初めて放流に参加した鰭ヶ崎小学校3年生の杉原達也くんは、「担任の先生がホタルを育てていて、これから学校でもホタルの幼虫を育てていくので、幼虫の放流に興味を持ちました。幼虫は思ったより小さかったけど、大きくなって、夏に飛ぶ姿を見るのがとても楽しみです」と笑顔で話してくれました。杉原くんは今年、ボランティアとしても幼虫を育てていきます。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ