ぐるっと流山 「うんがいい人たち」のスケッチ展が開催中

ページ番号10678 更新日 平成24年5月10日

「うんがいい人たち」のスケッチ展が開催中 利根運河周辺の日常が作品に

グラフィックデザイナーの中村さん

 利根運河交流館で、5月31日まで「うんがいい人たち」のスケッチ展が開催され、会場には約80点の作品が展示されています。展示されているスケッチを製作したのは、グラフィックデザイナーで、流山市立博物館友の会会員でもある中村哲夫さん。昨年の夏頃から今年の春までの期間、利根運河を散策する人たちを描いたものです。スケッチの背景描写はとても細かいですが、描かれている人物からはやさしい印象を受けるとても素敵な絵です。


「うんがいい人たち」のスケッチ展

 スケッチをご覧になっていた、西深井にお住まいの宮下輝子さんは、「運河の雰囲気が出ていて、絵のタッチがやわらかく素敵な絵だと思います。運河のあたりはよく散歩をしていますが、スケッチを見て改めてこんな風景もあったのかと気付かされました。中村さんの作品はよく見に来ていますが、かるたなどの作品とはまた違った雰囲気でいいですね。実はスケッチのなかに、主人が描かれているものもあるんですよ」とにこやかに話してくれました。ほかにも宮下さんがよく見かけるご近所の子どもたちや、散歩をされているご夫婦などが描かれているそうです。


展示されてある作品

 中村さんは、「東葛歴史かるた展を行った時に、利根運河交流館のスタッフの方たちと知り合いになり、交流館を利用し活性化するきっかけになればよいと思って、スケッチの制作を始めました。以前制作したかるたなどの絵は歴史的なものだったので、自己流でマンガっぽい表現を使ったりしましたが、今回のスケッチは人物の表情を細かく表現し、できるだけ本人だとわかるように描くことに重点を置きました」と話してくださいました。また、人物を中心に絵を書くのは今回が初めてで、人の表情、特に子どもの笑顔の表現にとても苦労したそうです。


約80点の作品を展示

 中村さんは、作品を見てくれた人からの感想をとても楽しみにしています。「素敵です」や「癒されます」など、一言でも反響があると、それが次回作への原動力となるそうです。スケッチ展をご覧になった皆さんは、ぜひ交流館スタッフの方に、ご感想をお伝えください。


「うんがいい人たち」のスケッチ展

 今回の作品は利根運河交流館で展示されたあと、6月26日火曜日から7月1日日曜日まで、森のアトリエ黎明でも展示されます。なお、作成されたスケッチは、本人やモデルとなっている人を知っている方が名乗り出れば、展示期間終了後にプレゼントされます。お問い合わせは、利根運河交流館(7153-8555、月・火曜休館)、杜のアトリエ黎明(7150-3536)へ。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ