ぐるっと流山 「読み聞かせボランティア養成講座」 

ページ番号10517 更新日 平成24年5月21日

「読み聞かせボランティア養成講座」子どもたちに読書の楽しさを!

「読み聞かせボランティア養成講座」

 5月11日金曜日と18日金曜日の2回にわたり、南流山センター会議室で「読み聞かせボランティア養成講座」が開催され、約50人が参加しました。この講座は、市内の小学校・子育て支援センター等で絵本の読み聞かせボランティアをしている人たちや「これから始めたい」という人たちに絵本の選び方や読み聞かせのスキルを学んでもらおうと、流山市子どもの読書推進の会(伊藤基会長)が子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育新興機構)の助成を受けて開催したものです。


講師の久松友子先生

 講師の久松友子先生は、京都大学図書館・千葉市教育センター・千葉市中央図書館勤務の経験を持ち、現在では、県内各所で読み聞かせに関する講演を多数行っていらっしゃいます。11日の1回目は「読み聞かせ」や「お話」の意義、絵本の選び方や読み方等の講義が中心。「絵本は大人の視点で選ぶのではなく、子どもが心から楽しめる絵本を選びましょう」、「子どもたちにふさわしい本を適切な時期に、心から楽しめる方法で手渡すことが大切」といった話に、参加者たちはとても熱心に耳を傾けていました。同じタイトルの昔話でも、伝承をそのまま再話した本と現代風にリメイクした本では内容や結末が違うものがあること、同じ内容でも文章や絵で印象が大きく変わること等、今後の絵本選びに参考になる内容が盛りだくさんでした。


読み聞かせの実演

 2日目の18日は、参加者のうち読み聞かせ初心者8人による実演。前回の講義を聴き、宿題に出されたお勧め本を練習してきた発表者の皆さんは、初心者とは思えぬ堂々とした読み聞かせを披露しました。久松先生による講評も、今後の励みになったようです。最後は、参加者から寄せられた多くの質問に答えていただき、2回の講習が終了。参加者からは「久松先生のお話を聴き、これまでボランティアをしながら悩んでいたこと、疑問に思っていたことなどがクリアになりました。参加して、本当に良かったです」等の声が聞かれました。


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