ぐるっと流山 ヒダノ修一スーパー太鼓セッションVo.2

ページ番号10514 更新日 平成24年5月21日

ヒダノ修一スーパー太鼓セッションVo.2 八木のぶおさんのハーモニカも堪能

ヒダノ修一スーパー太鼓セッションVo.2

 和太鼓や津軽三味線など、日頃あまり聴くことのない和楽器を取り入れたコンサート「ヒダノ修一スーパー太鼓セッションVo.2」が5月19日土曜日、流山市生涯学習センターで行われ、多くのファンが手拍子をとり、身体を動かしながら迫力のステージを楽しみました。和太鼓のヒダノ修一さんを中心に、日本ハーモニカ界を代表する八木のぶおさんをお招きして、津軽三味線小山会三代目・小山豊さん、そして、数多くのアーティストと共演しているベーシスト高橋ゲタ夫さんという豪華ミュージシャンによる大人のコンサートです。


和太鼓のヒダノ修一さん

ヒダノさんは、ことし1月、雅楽師の「東儀秀樹と賢者たち/其の二」に賢者として参加。 昨年は、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市の太鼓団体との交流をNHK国際放送「J-MELO」がドキュメンタリー番組として制作し、世界中で大きな反響を呼びました。また、自身3度目の米国LAでの公演を行い、完売になるなど大きな話題となりました。一昨年は、世界のトップアーティスト、スティービー・ワンダーの日本&韓国ツアーにも参加しています。


ハーモニカ界を代表する八木のぶおさん

八木さんは、日本のフュージョン界をリードしたカーティス・クリーク・バンドで活躍し、TV「北の国から」「探偵物語」等のテーマ演奏も手がけました。北野武監督「 HANABI 」のサウンドトラック(音楽:久石譲)、筑紫哲也の TV 「ニュース 23 」のエンディングテーマ(詩・曲武満徹、歌石川セリ)での演奏はハーモニカの癒しのフレーズとして多くの人々を魅了。尾崎豊、サザンオールスターズ、憂歌団、中島みゆき等々のスタジオ演奏に加わり、日本のミュージック・シーンでの個性的シンガー、演奏家達にとって無くてはならない存在です。


津軽三味線小山会三代目・小山豊

小山さんは、幼少より津軽三味線小山流宗家(祖父)小山貢翁に師事。現在、家元小山貢(父)の元、小山流三代目として国内外で伝統文化の普及に努めています。03年にはインストゥルメンタルバンドSootheを結成。CM、ゲームのレコーディングや、テレビ出演。様々なアーティストのLiveへのゲスト出演など多方面で活躍中。NHK「紅白歌合戦」、BS「日本のうた」、TBS「日本レコード大賞」、ANB「題名のない音楽会」、MOVIE「どろろ」などに出演。ロシアやガーナ、モロッコ、フランス、マダガスカル、ウガンダ、カタル、ギリシャアテネ・ヘロドアティクス音楽堂、ニューヨークカーネギーホール、サントリーホールで日本フィルハーモニーとの共演も果たしました。


ベーシスト高橋ゲタ夫

 高橋さんは、1976年、ジョン山崎&スクールバンドでレコードデビュー。高中正義をはじめ数多くのセッション、レコーディングに参加。1981年、オルケスタ・デル・ソルのアルバム『RAINBOW LOVE』をリリース。1996年より熱帯ジャズ楽団に参加。井上陽水、井上信平、菊地康正、日野晧正、深井克則、古澤良治郎、横山達治ら数多くのアーティストと共演。日本のラテン・ベース第一人者としての地位を確立しています。TODOS ESTRELLAS DEL JAPONにて、キューバ国内、中南米4ヵ国にて公演。また自己のグループGUETAITO DEL SON(ゲタイート・デル・ソン)の活動を開始しています。


豪華ミュージシャンによる大人のコンサート

 だれもが知っている「こきりこ節」で始まったコンサートは、故・美空ひばりさんの名曲「愛燦燦」でイントロのハーモニカを吹いている八木さんのハーモニカを中心に、同じく美空さんの名曲「りんご追分」を切々と演奏。八木さんは、手の中にすっぽりとハーモニカを入れて演奏されますが、まるで、手の中に大きな楽器が隠されているように、さまざまな音色を聴かせて聴衆を魅了しました。ステージは、「八木節」を挟んで、一変して高橋さんのベースで陽気な「コーヒールンバ」から客席と一緒に歌う「ヴィーナス」へと続き盛り上がっていきました。


多くの方が詰めかけました

小山さんがソロで全国各地の民謡を津軽三味線で弾くと、客席では自然と手拍子と大合唱が始まります。普通の三味線と津軽三味線の違いを素材や弾き方も含め解りやすく解説し、「自分は若輩者ですが、日本の伝統の良さを伝えていきたい」という小山さんに会場から大きな拍手が贈られました。小山さんのソロ演奏に続いて、ヒダノさんのソロでは、早口言葉を言いながら、言葉に合わせて和太鼓を叩くという妙技も披露されました。


ヒダノ修一スーパー太鼓セッションVo.2

今回のコンサートが「ヒダノ修一スーパー太鼓セッションVo.2」と名付けられているように「Vo.1」が、昨年のクリスマスに開催され、今回は、流山で2度目の企画です。主催は、「流山文化のまちづくり実行委員会」と流山市生涯学習センター指定管理者アクティオ株式会社。高橋さんのヴォーカルで「ソーラン節」でエンディングとなった今回のコンサート。大きな歓声や拍手に迎えられアンコールに応え「北海盆歌」で盛り上がって幕を閉じました。流山市生涯学習センターでは、こうしたさまざまなジャンルの質の高いコンサート等を企画していきます。詳しくは同センターのホームページやツイッター等をご覧ください。


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