ぐるっと流山　コミュニティスポーツフェスティバル2012

コミュニティスポーツフェスティバル2012　ウルトラマラソン世界チャンピオン招いて開催

　 5月20日日曜日、「流山市コミュニティスポーツフェスティバル2012」が行われ、約300人のランナーやジョガー、ウォーカーが、新緑の流山市総合運動公園周辺で汗を流しました。「美しく、健康に、いつまでも」をテーマに企画された今回のフェスティバル。会場を訪れた後田教育長は、「子どもたちの体力を10％アップを目指していますが、子どもたちが、大人になったとき皆さんの活動が受け皿となって市民の健康づくりに貢献していただけるものと期待しています」と激励しました。
 

　この日は、流山市生涯学習センターの体育館にウルトラマラソン世界チャンピオンの井上真悟さんとランニングチームであるPANCAKEのメンバー7名を講師にお招きして、快適なウォーキングや効率のよいランニングに役立つ体幹トレーニングについてお話を伺いました。井上さんは、普段からのウォーキングやジョギングの姿勢や動きひとつで結果が変わってくることを説明、講師の実技指導を交えながら効率的な動きをマスターして、ひとつ上のウォーキングやランニングを始めましょうと参加者に呼び掛けました。

講師の井上さんは、国境なきランナーズ・公認レースアドバイザーなどの業務を行う傍ら全国各地の児童養護施設を中心とした公演活動へ取り組んでいます。また、06年ギリシャスパルタスロン246km・世界9位、07年川の道522km・大会最年少完走者記録更新、08年24時間走競技アジア大会・準優勝、09年24時間走競技国内代表選考会・優勝などの実績を経て、10年5月にフランスで開催された24時間走競技世界選手権大会へ日本代表選手として出場。同種目ロード・アジア新記録（273.708km）を樹立し、20代初のワールドチャンピオンとなり現在に至っています。昨年の第20回流山ロードレース大会では招待選手として出場してくださいました。

同センターの芝生広場で、ウォーキングやジョギング・ランニングのグループに分かれて、実技講習会が行われ、じゅうぶんなストレッチの後は、総合運動公園内のコースを実際に歩いたり、走ったりしながらの指導が行われました。青空の下、小学生から中高年者まで自分のペースに合わせて楽しくランニングやジョギングを行いました。流山市コミュニティスポーツリーダー会の下田会長は、「若い世代に参加していただき、皆に愛されるイベントに育てていきたい」と今後の課題を語っていらっしゃいました。

ランニングやジョギング、ウォーキングなどが終わってから再び生涯学習センターの芝生広場に集まって、主催者がつくった温かい豚汁をご馳走になりながら、市内各地域で開催されているコミュニティスポーツリーダー会のイベントの写真展示などを楽しみました。この日の様子は、21日月曜日にJCNコアラ葛飾の「デイリーニュース」で放送される予定です。

　今回のフェスティバルを市教委と一緒に企画された流山市コミュニティスポーツリーダー会では、毎週日曜日の早朝、市内5会場でジョギング講習会を開催しています。自分のペースで楽しみながら、ウォーキングやジョギングをしてみませんか。事前申し込みの必要もなく、参加費も無料ですので、お近くの会場で、ぜひお気軽にご参加ください。▽会場／時間＝東深井地区公園／7時～（12月～2月は8時～）、八木北小学校／7時～、市総合運動公園／7時30分～、南流山小学校／7時～、東小学校／7時30分～。お問い合わせは生涯学習課04－7150－6106 へ。