ぐるっと流山 第19回森の学校

ページ番号10511 更新日 平成24年5月21日

第19回森の学校「大人のためのわらべうた講座」「遠野のわらべうた」を学びました

森の学校でわらべうた講座

 5月19日、森の図書館で「大人のためのわらべうた講座」~おおきくなぁれ 賢くなぁれ 幸せになぁれの願いを込めて~が開催され、38人の方が受講されました。講師の田中丸宏美さんは、江戸川台にお住まいで保育士を経て自宅で子育てサロンを主宰、13年前に「遠野のわらべうた」と出会い、遠野のわらべうたの伝承者である阿部ヤエさん(岩手県遠野市在住)のもとで研修を受け、遠野のわらべうたの伝承に努めていらっしゃいます。


人形を赤ちゃんに見立てて

 今回は、お母さんやお父さん、おじいちゃんおばあちゃんに受講していただき、お子さんやお孫さん、地域で活用していただきたいと開催しました。遠野のわらべうたは、はるか昔から一般庶民のだれもが同じように子育てをするようにと伝えられた方法です。手造りのお人形を、赤ちゃんに見立てて抱っこし、生まれて目が見えるようになったら目を見て語り掛けます。


にらめっこ

 お座りが出来る6か月になったら、正面に向き合って「手打ち、手打ち、手打ち」と手をたたき、人を誉めていける人になるように教えます。恥ずかしいことをしたら、怒らないで「チョツ、チョツ、チョツ」とはやして感じさせます。にらめっこや、じゃんけんは、人の表情を見られる人になり、相手の目を見て話を聞く人になり、勝ちたい気持ちを育て、我慢・努力・勇気を育てます。


バンザーイ

 自分を誉められる人に、肯定する人になって欲しいのでバンザーイをするなど、顔あそび、手遊び、やんや(じゃんけん)を子どもと一緒にやっているつもりで歌いながら実技をしました。田中丸さんは「いいじゃないか、子どもが泣いたらやってることはすべて止めて子どもを泣きやめさせなさい。子どもは宝なんだよ」と締めくくりました。


わらべうた講座

 つくばから参加された、現在読み聞かせなどの活動をされている方は「ますます、勉強したくなりました。こもりうたにも今、興味があります」。子育て中のお母さんは「子育てに追われ、なかなか自分の時間がとりにくいなか、このような勉強が出来ることが本当に嬉しいです。わらべうた、子どもとも楽しみながら取り入れていきたいです。また、お年寄りと赤ちゃんが触れ合う機会も沢山あると素晴らしいと思う一時でした。子どもは宝、まさにそう思います。一日一日一語一語大切に、子どもと接していきたいと思います」と感想が聞かれました。


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