ぐるっと流山 日独文化交流アンサンブルコンサート

ページ番号10392 更新日 平成24年5月28日

日独文化交流アンサンブルコンサート 北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団と地元音楽家

日独文化交流アンサンブルコンサート

 5月25日金曜日、流山市生涯学習センターで、北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団来日記念 日独文化交流アンサンブルコンサートが行われ、220人が初夏の夜のクラシックを楽しみました。ことし3月に、ドイツのヴァイオリンの里、クレモナで少年少女国際文化交流コンサートを実現した流山の一般社団法人SFS合奏団の協力を得て、流山市生涯学習センター指定管理者が主催したクラシックファン待望のコンサートです。


クラシックファン待望のコンサート

 北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団は、オペラ、オペレッタ、ミュージカル、バレエ公演の他、コンサートの定期公演、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、スカンジナビア音楽祭、バッハ音楽週間、夏のバルト海音楽祭に出演しています。また、多くのヨーロッパツアーをはじめ、2003年にはマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、ブルネイ、フィリピンの各国でのツアーを敢行し、各地で聴衆の熱狂的な支持を受けました。


特別にアンサンブル編成で流山を訪問

日本では、フジコ・ヘミングとの共演が知られており、2006年、2008年、2010年、2011年に来日公演を行っており、ことしも全国ツアーが予定されています。今回は、特別にアンサンブル編成で流山を訪問。流山をはじめ地元の一流音楽家たちとの共演によるスペシャルコンサートが企画されました。


豪華な奏者が出演

北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団からは、ヴァイオリンでMark Lambertさん(コンサートマスター北東ドイツフィルハーモニー)と、Ksenia Berezinaさん (ロイヤルオペラハウス)、ヴィオラでAndrei Gridchukさん(ベルリンドイツオペラの主席ソロヴィオラ)、チェロでRoland Kuntzeさん(元ソロチェロ マンハイム国立歌劇場)、フルートでUwe Hildebrandtさん(ソロフルート北東ドイツフィルハーモニー)という豪華な奏者が出演されました。


日本からも奏者が出演

 日本からは、ヴァイオリンで、柴伸子さん(武蔵野音楽大学音楽学部卒業。ヴァイオリンを谷内明生、西川重三、七沢八郎、掛谷洋三氏に師事。ミラベル室内合奏団メンバー)、坂本真理さん(東京芸術大学を経て同大学院修士課程修了。聖徳大学音楽学部および研究科推教授、同付属高校併任、茨城県水戸第三高校非常勤講師)、腰原里早子さん(東京都立芸術高等学校卒業後、武蔵野音楽大学卒業。第5回日本クラシック音楽コンクール全国大会弦楽器部門入選)、小山佳子さん(武蔵野音楽大学卒業。2011年夏には木野雅之ミュージックセミナーマスターコンクールin合歓の郷にて3位受賞)、中田夏希さん(武蔵野音楽大学在学中。柴香苗先生に師事)が出演。


北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団と地元音楽家

ヴィオラで植田しづかさん(武蔵野音楽大学器楽部ヴァイオリン専攻卒業。日本弦楽指導協会関東支部理事。08年日中青少年文化交流演奏会を日中両国で開催。SFS合奏団講師)チェロで佐々木節子さん(山口大学教育学部音楽科卒業。08年日中青少年文化交流演奏会に出演。(社)SFS合奏団の編曲担当、チェロ講師)と、坂田桃子さん(聖徳大学音楽学部演奏学科器楽コース4年在学中。これまでに佐藤輝夫、植草ひろみ、室内楽を岡山潔に師事)、コントラバスで徳山明日香さん(聖徳大学3年 在学中。大西雄二先生に師事)、ピアノで浜田牧子さん(桐朋学園大学ピアノ科卒業。1980年 東京でリサイタル。NHK-TV「音楽の広場」、「徹子の部屋」等に出演。SFS合奏団理事)という皆さんが出演されました。


「流山クラシック」と名付けられた今回のコンサート

「流山クラシック」と名付けられた今回のコンサートは、本来は弓でひく弦楽器の弦を指ではじいて音を出すピチカート奏法が全面的に用いられたJ.シュトラウスの「ピチカートポルカ」で幕開け。SFS合奏団の子どもたちと一緒に演奏したのは、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでアンコールを飾る曲として伝統的に使われているJ,シュトラウスの「ラデツキー行進曲228」と、イギリスの第2国歌とも呼ばれているエドワードエルガーの「威風堂々」の2曲。モーツアルトの「狩 第1楽章」をカルテットで、そしてジョジュジュ・ビゼーの「アルルの女」をフルートの流麗なソロで、パブロ・デ・サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」はヴァイオリンのソロで奏でられました。


220人が初夏の夜のクラシックを楽しみました

 後半は、O・レスピーギの「リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲」、J・Sバッハの「フルート管弦楽組曲」と続き、盛大な拍手と歓声に応えてアンコール曲はオペラで有名なピエトロ・マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」。曲の解説や奏者の紹介などは一切なく、素晴らしい演奏と鳴り止まない拍手だけが聴こえたコンサートでした。今回のコンサートを企画した流山市生涯学習センターでは、7月7日土曜日に流山ジャズフェスティバルオープニングコンサートを、7月15日日曜日にはバンジョーフェスティバルを企画するなどさまざまなジャンルの音楽活動に力を注いでいます。お問い合わせは流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。


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