ぐるっと流山 男女共同参画週間記念フォーラム 「病気になっても病人にならない吉武輝子流生き方」

ページ番号9838 更新日 平成24年6月1日

男女共同参画週間記念フォーラム 「病気になっても病人にならない吉武輝子流生き方」

病気になっても病人にならない吉武輝子流生き方

 毎年、6月23日から6月29日の一週間は、内閣府が提唱する男女共同参画週間です。流山市では、5月26日土曜日生涯学習センターにて、記念フォーラム「病気になっても病人にならない吉武輝子流生き方」を開催し、104人の方が参加されました。講演を予定していた、作家で評論家の吉武輝子さんは、今回の講演会を楽しみにしていたとのことですが、残念なことに4月17日にご逝去されたため、娘さんの宮子あずささんの講演となりました。
 


ハンドベル

  オープニングでは、吉武輝子さん自身も好んで演奏されたというハンドベルで「レスポワール30」のみなさんに、「昴」「鈴懸けの小道」「ふるさと」など懐かしい曲が演奏されました。宮子あずささんは、精神科病院看護師として長く東京厚生年金病院に勤務されていました。現在も看護師として働きつつ看護雑誌を中心に文筆活動、講演を行っています。
 


在りし日の吉武さんの姿

  第一部の講演では、在りし日の吉武さんの姿がスクリーンに映し出され、酸素ボンベを引きながらの講演活動やハンドベルの演奏風景など、膠原病や白血病などの病気と闘いながら、病気には負けなかった吉武さんの生き方が語られました。病気と闘うことは老いとの闘いでもあり、家族は看護などそれぞれの役割として担い、受け止めていたそうです。
 


独りにならずに一人で暮らせる社会

  第二部では、元和光大学教授の船橋邦子さんと井崎市長が加わり、「独りにならずに一人で暮らせる社会」と題して鼎談(ていだん)が行われました。船橋さんからは「妻に先立たれた男性は、どのくらい長生きするか?」などクイズが出されました。男性が長生きするための秘訣は、家事など生活者として自立して、生活を見直すことであると語られました。井崎市長からは、男性はもっと地域に参加して交流することが大切、ぜひ奥さまは、夫の背中を押してほしいと語られました。
 


104人の方が参加しました

  また、宮子さんは、「血縁より地縁だ」と言った母の吉武さんの想いを受けて、「高齢化社会は、行政だけが担うのではなく、市民のだれもが自立し、みんなで地域づくりに参画していくことが大事ではないでしょうか?」と語られました。3人の話は尽きることなく、会場からは笑いと共感の思いが伝わる中、あっという間に終了時間になりました。
 


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