ぐるっと流山 「ウイッキーさん」によるワンポイント健康法

ページ番号9822 更新日 平成24年4月11日

「ウイッキーさん」によるワンポイント健康法 約600人の方がユーモアあふれるトークを楽しみました

「ウイッキーさん」による講演会

 4月7日土曜日、文化会館で20年前にお茶の間で人気の番組「ウイッキーさんのワンポイント英会話」の「ウイッキーさん」による講演会が行われ、約600人の方がユーモアあふれるトークを楽しみました。ウイッキーさんは、スリランカ生まれ。講演の冒頭にスリランカの歴史について説明された後、ウイッキーさんは急に舞台の上から会場に降り、「スリランカは地球上のどの辺にあるか知ってますか?」「どのくらいの大きさなのか知ってますか」と会場の皆さんに直接質問。マイクを向けられた方々からはなかなか正解は得られませんでした。正しくは、「インドの南側にある島国。大きさは、北海道より小さく九州より大きい。東北6県の大きさとほぼ同じ面積ですよ」とウイッキーさん。
 


会場に降りて質問

 スリランカの言語は英語、スリランカ語、タミール語の3つがあり、ウイッキーさんが子どものころは、まだ英国植民地支配の影響が強く、1学年のクラスは、言語別に分かれていて、英語を学習した人だけ大学に入学が許される状況であったそうです。また、スリランカは、元々の国名は「スリランカ」であったが、英国の植民地時代の約200年間は、「セイロン」と呼ばれ、独立して「スリランカ」に戻ったとも説明。さらに今、東日本大震災で大変な時にあるが、日本を復活させる方法として、「ジャパン」という呼称を「ニッポン」として世界中の人に覚えてもらうことも、その1つではないか との提案もありました。


ユーモアあふれるトーク

 ウイッキーさんは、セイロン大学卒業後、セイロン政府水産庁に研究員として勤務された後、日本の文部省の国費留学生として1961年5月20日に来日されましたが、その経過や来日時のエピソード等を楽しそうに話されました。ウイッキーさんは、来日してから50年以上になり、その理由は日本人がとても好きだからとのことで、奥様も日本人とのことです。
 


約600人の方が参加しました

 ウイッキーさんは、1979年3月から15年間、日本テレビ「ズームイン朝!」で「ワンポイント英会話」のコーナーを担当されましたが、出演時はいつも緊張感で一杯であったとのこと。流山市ゆうゆう大学の学生の皆さんは、第2,第3の人生の方もいらっしゃると思いますが、講義の時は緊張感をもって受講することが大切だと話していました。また、自分の病気を克服する時に感じたこととして、若干難しいことにもチャレンジしていき、それを乗り越えていくことが必要だと話されました。


大病を患い、それを克服した話もありました

 ウイッキーさんは、1983年から2003年まで、奥羽大学教授を務められましたが、その時にあるホテルに宿泊中、入浴していたら頭が急にハンマーでぶたれたようなものすごい痛みで、急いで主治医を訪ねたそうです。そこで脳の異常を指摘され、くも膜下出血の手術のできる病院に急搬送され、再度出血したため手術をしたそうです。手術後、一度呼吸が止まり、人工呼吸器で息を取り戻し、入院中は色々大変なテストを受けたようです。しかし、それらにチャレンジし、克服し、乗り越えたことによって、1週間後には退院することができ、3週間後には普通に話すことができるようになったようです。


来日して50年が過ぎたウイッキーさん

 また、手術後の夢の中で、三途の川を見たそうです。その川は汚く,向こう岸もあまりきれいではなくて、船頭も気に入らない人であったため、舟には乗らず、三途の川は渡りませんでしたので、今も生きていますとユーモア交じりに話していました。来日して50年の2011年5月20日に、スリランカ大使館から大使が来て、朝自宅で「50歳の誕生日」(来日50周年記念のお祝い)をしてくれた時は本当にうれしく、感動したことを述べておられました。


ワンポイント健康法について話すウイッキーさん

 ウイッキーさんは、その人柄からか、日本人はじめ、大勢のやさしい友人に恵まれたことに感謝の弁を述べられておられました。そして、嬉しそうにBS日テレ「らくらく!大人倶楽部」で再度「英会話」をやるようになったことを話されました。街角でお会いしたらよろしくとのこと。また、テレビをぜひ見てくださいとのことでした。詳しくは流山市文化会館04-7158-3462へ。


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