ぐるっと流山 夏休みは生涯学習センターで遊ぼう

ページ番号11486 更新日 平成24年7月20日

23日からの公開に向け準備進む夏休みは生涯学習センターで遊ぼう

「巨大ボードゲームまつり~しあわせは流山をこえて」

きょうは、小中学校の終業式。明日から夏休みです。流山市生涯学習センターも夏休みの準備に追われています。同センターのギャラリーでは、7月23日月曜日から始まる「巨大ボードゲームまつり~しあわせは流山をこえて」の準備が進められています。夏休み中、何回も模様替えされるギャラリーの「ワクワクドキドキアートパーク」オープニングイベントとして企画されているものです。7月19日の夜も遅くまで制作活動が続けられていました。7月23日月曜日10時からは予約した子どもたちが参加するワークショップが行われ、その後は、8月4日土曜日までの10時から17時30分まで見学できます。また、毎日、10時からと、14時からは先着30人ずつボードゲームが楽しめます。


アーティストのパルコキノシタさん

 ギャラリーを大きな「人生を知るゲーム」のようにしようと、大学の授業を終えてから毎晩センターで準備をしてくださっているのは、アーティストのパルコキノシタさん。パルコさんは、1965年徳島県に生まれ、日本大学芸術学部卒業後、小学校の美術の教師を経て、89年に芸術活動を開始。日本グラフィック展パルコ賞を受賞。「図工」(現代HEIGHTS 東京2002年)などの個展をはじめ、「昭和40年会-東京からの声」(スイス・ローザンヌ、ドイツ・ワイマール)などのグループ展も多く開催しています。ガロに連載された「漂流教師」(青林堂2001)などの著書があります。現在、アーティストの傍ら、マンガ家、イラストレーター、創形美術学校教員としても活動し、昭和40年会に所属しています。


準備の様子

 流山市生涯学習センターでのワークショップでパルコさんが指導するのは3回目。昨年は、「NEW CITY PLANNING」と題してこどもたちと未来の街をつくろうというテーマで、段ボールの建物をつくりました。また、一昨年には、巨大鳥獣絵巻を描くワークショップが開催され、市内の小学1年生から中学1年生まで33人が参加しました。このとき共同制作されたオオタカの大型絵巻は、海外でも展示され、高い評価を得ました。
 


平面図

 今回のギャラリーでは、流山っ子が描いた大きな絵画が世界を回って、やっと帰国したことから、ドイツなど海外の子どもたちが描いたオオタカと一緒に展示されます。日本、デュッセルドルフ、キエフの子どもたちの描いたオオタカの絵を並べて展示しますので、その違いもお楽しみいただけます。


作業の様子

 校庭や公園などで夏休み中に放射能の除染作業が予定されているとことが多いことから室内でゆっくり楽しんでいただこうと流山市生涯学習センターでは、「わくわくどきどきあーとあーと」というワークショップのプログラムを数多く計画し、学校を通じて案内を配布し、ギャラリーをはじめホールなどで子ども向け、家族向けの事業を多数展開していきます。


小道具

 パルコさんは、「会場がきれい過ぎる。これでは大人が子どもに遊びを与えるという感じだ。もっと子どもたちが自ら遊びを工夫したくなる雰囲気にしよう」とボランティアで会場づくりをしてくださっている美術を学ぶ学生さんたちに呼び掛けていきます。学生さんたちもすぐに趣旨を把握し、黙々と小道具やゲームをつくっていきます。会場全体が、人生ゲームのような巨大ボードゲームになっていく中でパルコさんは「人生は、嫌な部分もあるのだから、作り手もその辺を考えて」「これは単なるトンネルなの?それともトンネルそのものがゲームなの?」とボランティアさんたちに課題を出しながら制作を進めていきます。


制作の様子

 この「巨大ボードゲームまつり」の後、8月8日水曜日からは大きなギャラリーでは「MAGIC2012世界近代マジック歴史100年~マジックポスター&マジックキットが大集合」が8月14日火曜日まで。また、同じ8月8日水曜日から小ギャラリーでは「3・11こども文庫~ふくしまそうまのこどもたちが描く大切な絵展」が17日金曜日まで開催され、最終日の17日金曜日には蟹江杏とお絵かきサーカス団のワークショップが行われます。続いて8月21日火曜日と翌22日水曜日には「ぐるぐる感覚ビニール迷宮」が、さらに、8月26日日曜日から30日木曜日までは「壁画パーク☆街ナカアートで流山がキャンパスに!?」と一流アーティストやマジシャンを招いてのイベントが続きます。お問い合わせは、流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。


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