ぐるっと流山 千羽鶴の糸通しボランティア

ページ番号11381 更新日 平成24年7月23日

平和を願う千羽鶴糸通しボランティアに平和大使も参加

折り鶴の糸通し

 平和を願う折り鶴を広島へ届ける事業は、今年9年目を迎えました。各公共施設に設置された回収箱をはじめ、幼稚園や保育園、児童センター、さらには個人の方から直接、市役所にたくさんの折り鶴が届けられています。現在、市役所の会議室で糸通しボランティアさんのご協力により、急ピッチで千羽鶴にまとめる作業が続けられています。これまでに約5万8千羽が出来上がりました。


平和大使も保護者と一緒に参加

 7月23日には、公募で今年の平和大使に選ばれた小学5・6年生14人が、広島に行く事前説明を受けた後、保護者の皆さんとともに約2時間、糸通しボランティアに参加しました。今年の平和大使は、8月5日から1泊2日で広島へ赴き、広島平和記念公園へ千羽鶴を献納するとともに、平和記念資料館の見学や被爆者の講話を聞くなど、核兵器の恐ろしさや平和の尊さを学びます。


絵本の読み聞かせ

 この日は、広島に引率で同行する教育委員会指導課の根本指導主事による絵本「おりづるの旅」の読み聞かせも行われました。おりづるの旅は、原爆症により12歳という若さで無くなった佐々木禎子さんの話と、その死をきっかけに平和祈願の象徴として折り鶴が世界へ広まっていった様子を絵本にしたものです。平和を願うのになぜ鶴を折るかを学んだ子どもたちは、平和への想いのこもった折り鶴ひとつひとつに、丁寧に糸を通して千羽鶴にまとめていきました。


一つひとつ丁寧に糸通し

 平和大使にはお母さんから紹介されて、自分で行ってみたいと思い応募したという小山小6年・広野凜君は、「広島に行ったら、戦争や原爆の恐ろしさを知る機会がたくさんあると思う。自分で感じたことを帰ってから周りのみんなに伝えたい」と折り鶴に糸を通す姿も真剣です。お母さんの伊都子さんは、「原発の事故から、子どもに放射能や原子力のことについて良く聞かれるようになりました。原爆や放射能について知るには、今回の広島での経験が大いに役立つと思います」と語ってくださいました。


糸が通された折り鶴

 糸通し作業は、7月30日(土・日曜、祝日を除く)まで行っています。時間は、9時から17時までで、場所は市役所第2庁舎301会議室です。申し込み不要ですので、直接会場までお越しください。なお、出来上がった千羽鶴を市役所1階ロビー(8月1日まで)と森の図書館ギャラリー(7月29日まで)に展示していますのでご覧ください。また、次のとおり平和ポスター展も行います。
「広島・長崎原爆写真ポスター展」と「原爆展」
期間/場所=8月1日水曜日~15日水曜日/市役所1階ロビー
「サダコと折り鶴ポスター展」
期間/場所=1.7月18日水曜日~29日日曜日/森の図書館、2.8月2日木曜日~15日水曜日/東部公民館
問い合わせ=企画政策課 04-7150-6064


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