ぐるっと流山 全国大会出場に伴う救助訓練市長査閲

ページ番号11275 更新日 平成24年7月25日

全国大会出場に伴う救助訓練市長査閲小学生も職場体験で訓練を見学

救助訓練市長査閲で隊員を激励する市長

 7月24日火曜日、東消防署訓練場で、全国大会に伴う救助訓練市長査閲が行われました。中央消防署第2部特別救助隊は、第41回消防救助技術関東地区指導会の障害突破の部で第4位に入賞し、全国大会へ向けて特別訓練を重ねています。井崎市長は、「日本一を目指し、怪我をしないよう訓練に励んでください。期待しています。」と救助隊を激励しました。
 


塀を乗り越える隊員

 実施された訓練は、障害突破。この救助種目は隊員5人が協力して5つの障害を突破し、安全と確実性を競う連携種目で、連携種目の中でも特に過酷な競技です。5人1組でスタート地点からゴールに至る経路に設けられた5箇所の障害を、互いに協力し、救助者全員が突破するまでの確実性や所要時間などが評価されます。


空気呼吸器を装着

 まずは、4人の隊員が3メートルの塀を互いに協力して乗り越えます。次に、7メートルの梯子を駆け上がり、塔の3階地点から別の塔の同地点までロープで渡りきります。続いて、ロープで地上まで降下し、空気呼吸器を装着。誘導ロープを体に巻きつけて、煙道に2人ずつ進入していきます。脱出口から出た後、4人が協力して誘導ロープを整理してゴール地点まで駆け抜けるという訓練です。


職場体験をした東小学校6年生の皆さん

 この日は、東小学校6年2組の小学生5人が職場体験で東消防署を訪れていました。訓練を間近に見ていた小学生は「想像していた訓練よりも大変な訓練で、びっくりした。」と驚きの表情。班長の古澤くんは、「命にかかわる仕事だから、日頃の訓練が大切。怪我をしないためにも体力が必要だと思った。」と感想を話してくれました。また、初めて訓練を見たという田中くんは、将来消防士になりたいと夢を語ってくれました。
 


梯子車体験

 最後は、梯子車乗車体験。子どもたちはヘルメットと命綱を装着し、梯子のバケットに乗車。梯子はゆっくりと30メートルの高さまで上昇しました。ビルの10階に相当する高さがあるそうですが、実際にはさらに高く感じます。「わあ~。高い!」と声を上げる子どもたち。貴重な体験となったようです。


中央消防署第2部特別救助隊

 全国大会の「第41回全国消防救助技術大会」は、8月7日火曜日に東京都江東区豊洲6丁目区画整理地内で開催されます。中央消防署第2部特別救助隊は全国大会に向け、チーム一致団結し、厳しい訓練を実施しています。


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