ぐるっと流山 木の図書館 開館記念講座

ページ番号10537 更新日 平成24年7月30日

木の図書館 開館記念講座絵本作家・塚本やすしさんの読み聞かせ講座

20人が参加

 7月28日、オープンから約3か月の経った木の図書館で、初の主催イベント「絵本と遊ぼう!」が行われました。小さな子ども向けに、絵本の読み聞かせと紙を使った工作で遊ぶもので、この日のために絵本「このすしなあに」「はしれ!やきにくん」などで著名な絵本作家・塚本やすしさんを招きました。


塚本やすしさん

  イベント会場は木の図書館内の読み聞かせルーム。半分ほどが仕切りで囲われたスペースで、館内の読書をする方とは簡易的に区切られています。この日の参加者20人の子どもたちが入るとちょうどいっぱいになるくらいの広さです。子どもたちに囲まれるなか、塚本さんが自著の絵本を子どもたちの問いに応じながら、ゆっくりと読み聞かせます。「暑いねー」「クワガタって知ってる人―?」などと話しかけると子どもたちも元気に応じました。


みんな夢中で握ります

  読み聞かせの後は工作の時間。この日も読んだ塚本さんの絵本「このおすしなあに」に因み、紙でいろいろなネタのお寿司を作ります。お寿司を作るためのパーツは事前にスタッフが用意したもの。ティッシュを程よくまるめて木のおひつに入れればシャリのできあがり。赤い紙を細長く切ればまぐろ、黄色は玉子、薄いピンクに白い斜線を引けばサーモンに、また紙粘土を小さく丸めればイクラなど、食べきれないぐらいのネタが用意されました。


兄弟

 子どもたちは好きなネタを手にしては、次々と握っていきます。握ったお寿司から、順に箱に詰めていき寿司折りに。好きなだけ握った後は、包みをすれば立派なお土産用の寿司折の完成です。包みをよく見るとそこには「つかもとや寿司」の文字が。木の図書館のスタッフが考えたアイデアで、塚本さんも「気に入っている」そうです。この日一番多く握った青木元くん(鰭ヶ崎小1年)と心くん(みやぞの幼稚園年中)の兄弟で、「お寿司屋さんになった気分」という二人はそれぞれ6箱と4箱を握りました。二人が好きなサーモンを中心に握り、この後自宅に遊びに来るお友だちに見せてあげるそうです。


つかもとや寿司

  最後は塚本さんがみんなにサインと、子どもたちからリクエストされた好きな寿司ネタを色紙に描いてプレゼント。目の前で、白い色紙の上にイラストが描かれていく様子はきっと子どもたちの印象に残るでしょう。塚本さんは木の図書館の印象を「本はもともと木ですから、木と本は相性がいいですよね。読書や本探しも落ち着いてできそうです」とし、絵本の読み聞かせについては「子どものファーストブックには絵本が最適。絵本の読み聞かせをしていると、「次は児童書に」などとつながっていく」と話しています。


みんなで記念撮影会

  木の図書館では、今後月一回ほどのペースで自主企画のイベントを開催していく予定です。直近では8月4日に東部公民館で、ろうそくに好きな絵をまいて薄くろうでコーティングしてオリジナルろうそくを作るイベントを開催します。そのほか、読み聞かせの方法を教える講座や、流山市民でツタヤ書店で映画のバイヤーを務める方の映画を題材にした講座なども企画しているとのことです。詳細は木の図書館(04-7145-8000)へお問い合わせください。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ