ぐるっと流山 近代マジック歴史100年

ページ番号9903 更新日 平成24年8月9日

オープニングセレモニー

8月8日から流山市生涯学習センターで「近代マジック歴史100年」展が始まりました。オープニングセレモニーでは、貴重な資料をご提供くださったテレビプロデューサーの澤田隆治さんをはじめプロマジシャンのアレマー玉井師匠、柏マジッククラブの渋谷剛一代表、そして後田教育長らが参列。オープン前から会場には、多くの家族連れが詰め掛け、テープの目の前まで子どもたちが押し寄せる中でのテープカットとなりました。


たくさんの人だかり

ことしは、日本奇術の父・松旭斎天一の没後100年です。また、それまで街頭の投げ銭で芸を売っていた奇術が、劇場で入場料を得て芸を見せるようになって100年。そして、日本のマジシャンが海外進出で成功を収めるようになって100年の節目の年。松旭斎天一の弟子として、「水芸」などで100年前に27歳の若さで天勝一座を率いて世界で活躍した日本の女流マジシャン松旭斎天勝。島田晴夫、藤山新太郎ら彼らの偉業をいまに伝える貴重なポスターをはじめ図書、遺品、マジックキットなどを一堂に公開する企画展です。


アートを身近に

この企画展は、夏休みにアートを身近にと、生涯学習センターが夏休み中に展開している「ワクワクドキドキアートパーク」の一環として開催されているものです。8月4日までは、アーティストのパルコ・キノシタさんによる「巨大ボードゲームまつり~幸せは流山を越えて」が開催されていました。専門業者に委託しないで、すべてスタッフとボランティアの皆さんの手づくりによって模様替えを行う生涯学習センターでは5日から7日までの3日間で撤去や搬入、展示、看板づくりなどを行いました。今回の企画展の後にも夏休み中に2つの企画展を計画しています。


伝説のマジシャンのハリー・フーディーニ

海外のものでも、「脱出王」の異名をとった伝説のマジシャンのハリー・フーディーニ。タネを明かさない、現象を先に言わない、同じマジックを2度しないという3原理で知られる ハワード・サーストン。正装でハトを出すという近代マジックの流れをつくったチャニング・ポロック。日本でもお馴染みホワイトタイガーで有名なシークフリード&ロイ・ランスバートン。そしてデビット・カッパーフィールド…マニア垂涎の資料が並んでいます。


たくさんの人で賑わいました

会期は、8月8日水曜日から8月14日火曜日10時から17時。入場無料・申込不要。国民的番組『花王名人劇場数』で世界中の有名マジシャンを日本で紹介してきたテレビプロデューサー・澤田隆治さんがコレクションしてきたマジックキットやポスター、秘蔵の映像、衣装などを本邦初公開するものです。澤田さんのコレクションについては、昨年の夏休みにも「飛び出す絵本ミュージアム」を開催し好評を博しました。


プロマジシャンのアレマー玉井師匠

初日、ギャラリーでのクローズアップマジックを披露くださったのは、プロマジシャンのアレマー玉井師匠。後は鏡に囲まれて、客も横から前からすぐそばまで近付いてのマジック。「こんなに近くで見ていてなぜ解らないのかしら」と不思議そうに首をかしげる方々。大人気のアレマー師匠のクロースアップマジックコーナーは、9日木曜日・10日金曜日も続きます。
 


PRINCOちゃん

会場には、PRINCOちゃんの愛称で人気のジャグラーでマジシャンでもある増田俊康さんも駆け付け、ノッポになって子どもたちとクイズを楽しみながらアートバルーンをつくってプレゼントするなど楽しいひとときを演出してくださいました。また、会場入り口に2体の大きなアートバルーンを贈っていただき展覧会に花を添えてくださいました。


「3・11ふくしまそうまの子どもたちが描くたいせつな絵」展

隣の小さなギャラリーでは、姉妹都市・相馬市の子どもたちが東日本大震災の被災直後に描いた絵画展「3・11ふくしまそうまの子どもたちが描くたいせつな絵」展が同時開催されています。こちらもぜひ、お立ち寄りください。会場には、相馬市に子どもたちの絵本図書館をつくろうという「3・11子ども文庫」への募金箱も置かれています。


子どもも大人もマニアも楽しめる不思議な空間

今回も子どもも大人もマニアも楽しめる、不思議な空間と仕掛けの数々。プリンセス天功さんが、実際に着用したステージ衣装やナポレオンズが使用しているマジックの道具等も展示されています。また、小さなお子さまにも簡単にできるマジックの入門キットや図書、DVDなども置いています。さらに世界のマジックショーを集めた映像も上映されています。


柏マジッククラブの皆さんによるマジックショー

初日となった8日は、ホールで柏マジッククラブの皆さんによるマジックショーが行われ、会場はほぼ満席。プロマジシャンのアレマー玉井師匠も特別出演され、さすがプロの迫力を披露。客席の子どもたちもご家族も舞台に上がってマジックを一緒に行うなど客席とステージが一体となって盛り上がった90分でした。この日の様子は、8日夕方「デイリーニュース」(JCNコアラ葛飾)で放送されました。BBコアラでもご視聴できます。


マジックショー

ショーとマジックレッスンは基本的に毎日3回、それぞれ毎回30分です。また、11日土曜日は、日本奇術協会の渚晴彦会長をはじめアメリカのマジックの殿堂マジックキャッスルにも招かれ、東宮御所で皇后陛下の還暦のお祝いの会でマジックを披露したケン正木、環境にやさしいエコマジシャンのミヤモ、堂司(DOJI)、格闘技が得意な女流覆面マジシャンのナオミタイガーなども出演します。これらのショーも無料ですので、お気軽にお越しください。お問い合わせは流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。


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