ぐるっと流山 秘蔵映像と共にマジックを語る

ページ番号9864 更新日 平成24年8月14日

「秘蔵映像と共にマジックを語る」

8月11日土曜日、流山市生涯学習センターで「秘蔵映像と共にマジックを語る」鼎談とマジックショーが行われ約200人のマジックファンが楽しいひとときを過ごしました。同センターのギャラリーで8月8日水曜日から14日火曜日までの1週間開催された「近代マジック歴史100年」展の一環として開催されたものです。流山文化のまちづくり実行委員会と生涯学習センター指定管理者アクティオ株式会社が、日本奇術協会の後援や芸術文化振興基金の助成、柏マジッククラブ等の協力を得て開催しました。


テレビプロデューサーの澤田隆治さん

総合司会として舞台を進めたのは、テレビプロデューサーの澤田隆治さん。澤田さんは、1955年神戸大学卒業後、朝日放送に入社。1960年代に、『てなもんや三度笠』、『スチャラカ社員』など週3本のレギュラー番組を演出。1970年代には、『ただ今恋愛中』、『新婚さんいらっしゃい』などを企画・制作。1975年『ズームイン!!朝』、『花王名人劇場』をスタートさせ、世界のトップマジシャンを番組で紹介。2006年から笑いと健康学会会長として流山で「笑って健康!お笑い大行進」を続けています。


マジック

澤田さんは、マジックは「だます」こともあり、真面目な国民性の日本人はなかなか受け入れられず、高い技術を披露する従来のマジックと異なり、デビュー当時のナポレオンズが、コミカルなマジックを披露すると「真面目にやれ」と怒る人もいたというエピソード等を紹介。この日、マジックを披露してくださったケン正木師匠はアメリカのマジックの殿堂「マジックキャッスル」に2度招待されましたが、会員制のマジックキャッスルに初めてテレビカメラを入れたのは澤田さんです。


ゲストは公益社団法人日本奇術協会の渚晴彦会長

この日のゲストは、公益社団法人日本奇術協会の渚晴彦会長。渚さんは、19歳のときNHKテレビ「昼のプレゼント」でデビューし、当時最年少のプロマジシャンとなりました。イリュージョン等を得意とし、JCMAマジシャン・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどマジシャンとして活躍する一方、地元練馬では青少年育成活動や献血運動などに参加するなど幅広く活躍されています。当日は、都内で隔月で開催しているサタデー・ナイト・マジックに出演され、優秀な成績を収めている若手マジシャンなどを連れての参加となりました。


ケン正木師匠

澤田さん、渚さんとの鼎談やコメディマジックで舞台を席巻したのはケン正木師匠。イベント、寄席等数々の舞台で活躍中で、平成7年皇后陛下の還暦のお祝いの会が東宮御所で開かれたとき招かれて出演し、奇術を30分演じました。主にステージではスライハンドマジック(テクニカルなマジック)、この日も披露されたオリジナルのカラオケマジックなどコミカルなトークマジック、日本古典奇術の和妻(わづま)またテーブルマジックなども得意とし幅広い支持を得ています。昭和60年に渚晴彦一門よりデビューされたベテランプロマジシャンです。


女性マジシャンのナオミタイガーさん

虎のマスクを被って颯爽と登場したのは、女性マジシャンのナオミタイガーさん。格闘技をしながら、マジックバーCalvadosで4年間マジックの修業をし、ナオミタイガーという名前を初代タイガーマスク佐山サトルさんに命名してもらい、プロマジシャンとして独立。この日は、ミリオンカードや新聞マジック、ロープなどをテンポの良い流れで次々と披露。自ら制作しているマスクが瞬時にさまざまな色や形に変化するマジックも見せながら、最後にはマスクを外して明るい笑顔で鳩のプロダクションなどを展開。昨年7月、サタデー・ナイト・マジック -LIVE- コンテストで優勝しました。


医科大生アキバ系マジシャンの堂司さん

医科大生アキバ系マジシャンという変わり種の堂司さん24才は、サタデー・ナイト・マジック -LIVE- 第6回の優勝者。現役の防衛医科大学の学生さんなのだそうです。アキバ系のフィギアやカードが出てくる若者受けするマジックをハイテンポで展開。服装や表情も軟派な「オタク」っぽさと、防衛医科大学在学中という固いイメージとのギャップをセールスポイントに技術に裏打ちされたマジックを披露して笑いを取りながら会場を沸かせました。


ミヤモさん

最近、環境・ECOをテーマにしたマジックショーを企画、立案し、「ECO MAGICIAN ミヤモ」と称して、全国各地を回り、新境地を開拓しているミヤモさん。東京ディズニーランドマジックショップの勤務を経て2008年、「第40回 MAGIC OF MAGIC 若手マジシャンフェスティバル」に出場。2011年、 FISM予選「優秀演技賞」「奇術の日特別賞」を受賞。この日は、ティッシュやカードを使ったマジックをお客さまに舞台に上がっていただき参加型で展開するなど、会場を盛り上げました。


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