ぐるっと流山 障害者の方が市内10か所を草刈り

ページ番号9797 更新日 平成24年8月16日

障害者の方が市内10か所を草刈り

一か所につき年2回実施

障害者施設の運営などを手掛けている市内の社会福祉法人・まほろばの里では、平成21年度から、市が流山市障害者団体連絡協議会へ委託した「市有地草刈業務」を請け負っています。敷地の広さは約50平方メートルから約4000平方メートルとさまざまで、全部で10か所ほど。場所によっては人の背丈ほどまで伸びた草を、7月ごろと11月ごろの年2回ずつ実施しています。
 


軽トラックに運び入れる

草刈りをしているのは、同法人のさつき園、コスモス、つつじ園を利用する皆さん。作業内容は、職員が草刈り機で刈り取った後に、レーキで掻き集めた草を利用者の方が軽トラックに積み込んでいきます。小さな場所では職員と2人で行うこともあるそうですが、一番大きな場所では、10人ほどが約2週間かけて完了させます。草刈り機を扱う職員はみな専門資格を取得しており、フェンス際では隣地などへ小石が飛び跳ねたりしないよう、他の職員がコンパネで遮るなどの配慮をしているそうです。


2メートルの背丈まで伸びていることも

毎年夏場の作業は暑さの戦いで、帽子の着用やこまめな休憩、水分補給など熱中症にならないよう努めながら、皆さん汗だくになってがんばっています。請け負い始めた当初はいろいろと苦労したそうですが、今年で4年目となり皆さんの手際もだいぶよくなってきているそうです。また、近隣の方々に「暑いのにごくろうさま」「いつもきれいになって助かるよ」などと声をかけられることも年々増え、こういった地域の方々との交流が励みにもなっているとのことです。


広い敷地は2週間ほどかけて行います

職員の工藤さんは「お金をいただいている作業なので、利用者の皆さんは仕事という意識をもって取り組んでいると思います。施設内での作業が中心ですので、こうして外に出て地域の方と触れ合うのは刺激にもなります」と話しています。


乾燥させたあと職員が森のまちエコセンターに搬入

刈った草はできるだけ乾燥させたあと、職員が森のまちエコセンターに搬入をしています。なお、今年は草刈り実施前にすべての場所で空間放射線量を計測したところ、いずれの場所も平均で0.1~0.2台でした。11月ごろにも草刈りをする予定ですので、見かけた際はお気軽にお声かけください。
 


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