ぐるっと流山 壁画パークで作った作品を駅前に設置

ページ番号9696 更新日 平成24年8月31日

壁画パーク~街ナカアートで流山がキャンパスに

壁画パーク~街ナカアートで流山がキャンパスに

8月30日木曜日、流山おおたかの森駅周辺で子どもたちが色を塗った壁画の設置作業が行われました。設置されたのは、8月26日日曜日から流山市生涯学習センターで行われていた「壁画パーク~街ナカアートで流山がキャンパスに?!」というワークショップで、画家の傍嶋賢さんの指導を受けながら小学生が色を塗った作品。これをギャラリーから運び出し、実際に街に出て、みんなで設置しようと行われたものです。
 


みんなで作った作品

ワークショップは、流山市生涯学習センターが、夏休み期間中、毎週のようにギャラリーを展示替えして開催してきた「わくわくどきどきあーとあーと」の一環として企画されたものです。小学校高学年は巨大壁画を4枚に分割して共同制作、低学年は14枚のオオタカの絵を、自分で色や筆を選んで自由に塗りました。


絵を描く子どもたち

完成した作品の取り付け作業にはワークショップに参加した子どもたちも見学に。傍嶋さんは、炎天下で作品の塗りムラの補修をしながらの設置作業です。この日の設置の様子はJCNコアラ葛飾の「デイリーニュース」で夕方放送されました。インターネットのBBコアラでもご覧いただけます。


オオタカの絵

「この翼の色は私が塗ったの」、「この犬は僕が塗ったんだよ」とそれぞれ自分が手掛けた絵を家族にや友達に教えながら賑やかな作業が続きます。流山おおたかの森駅東口の駐車場に設置された壁画は、地権者の須賀忠信さんのご理解を得て設置期間を限らず、また、南口のフェンスに設置されたオオタカの絵はUR都市機構の協力を得て10月末までの設置期間で取り付けました。


オオタカの絵が飾られたフェンス

オオタカの絵は、絵の形に切り抜かれていて、翼をあげている絵と、下げている絵が交互に設置されました。子どもたちが自由に塗っていますので、同じ作品はひとつもありません。今にも夏の空に舞い飛びそうな迫力のオオタカが14羽飾られ、道行く人や木陰のベンチで憩う人たちの目を楽しませています。
 


巨大壁画の前で

東口の巨大壁画は、駅名の由来にもなったオオタカが生息する森、古くから言い伝えられている「オランダ馬観音」や江戸時代に幕府の牧場だったことにちなんで馬の絵、市の花ツツジ、そして地権者である須賀さんの愛犬コロがモデルの犬の絵が描かれています。青空に虹がかかった夢のある絵で、遠くからでも、走る車窓からでも見やすいようにはっきりした線で大胆に描かれています。


ミニクーパーに絵を描く子どもたち

ワークショップに参加した小学生は、「少しでも街が明るくなりますようにと願ってなるべく明るい色でていねいに塗りました」と感想を聞かせてくれました。子どもたちに指導をされた傍嶋さんは、「あれもダメ、これも禁止と言う行政が多い中で、流山市生涯学習センターでは、ギャラリーで大きな壁画づくりや、本物の自動車を展示してみんなで絵を描くような実験的なこともどんどんやらせてくれて楽しかった」と感想を語ってくださいました。


子どもたちが絵を描いたミニクーパー

このワークショップで子どもたちが絵を描いたミニクーパー(クラシックミニ)と言う1,300CCの英国車は、10月20日土曜日、流山おおたかの森駅前で計画されている「これでいいのだ!Harvestival」での展示が予定されています。未来のアーティストである子どもたちの感性豊かな作品が街にあふれてアートな街になると素晴らしいですね。



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