ぐるっと流山 城の星おおたかの森保育園でお誕生会

ページ番号15587 更新日 平成25年3月17日

特養の入居者も参加してふれあいの場に

城の星おおたかの森保育園

 3月13日、城の星おおたかの森保育園と特別養護老人ホーム月の船の交流企画「お誕生会」が保育園のフロアで行われました。同保育園と月の船は同じ敷地内に両施設がつながった形で整備された、市内でも初めての施設です。保育園は昨年7月にオープンし、今年2月に月の船も開所となり子どもたちと入居したお年寄りたちのふれあいが始まりました。


プレゼントをもらって大喜びの子どもたち

 2月から始まった子どもたちのお誕生会ですが、先月は10人だった月の船からの参加者が、今回は入居者43人の半分以上となる25人が参加されました。お年寄りの皆さんには希望を取って参加いただいているそうです。この日は、2歳から4歳の3月生まれの子どもたち7人をお祝いしました。一人ひとりに保育士さんからプレゼントが渡されると、みんな飛び切りの笑顔を見せてくれました。


お年寄りと向かい合って

 続いて、誕生会の歌や保育士さんたちよる人形劇「三匹のこぶた」の上演などが行われました。保育士さんたちの楽しい演技に、子どもたちも大喜び。会場が笑いと笑顔に包まれました。「かわいいかくれんぼ」の歌では、子どもたちが振り向きお年寄りの皆さんと向かい合う形で一緒に歌い、手拍子も加わってとても盛り上がりました。


コンビカーでレース

 コンビカーを使ったリレーゲームでは、お年寄りの皆さんが応援する中、子どもたちが一生懸命に走ります。「ガンバレ、ガンバレー」という声援に応えるように、保育士さんめがけてコンビカーを上手に運転。子どもたちの必死な頑張りに、お年寄りの皆さんも表情を緩ませました。ラストには、保育園の武井和子園長が手品を披露。ノートやハンカチ、リング、リボンなどの小道具を使った見事な手品に、子どもたちもお年寄りの皆さんも目を見張っていました。


園長先生が手品を披露

 手品を披露してくださった武井園長は、「核家族で、おじいちゃん、おばあちゃんがいない家庭の子が多いのですが、お年寄りの皆さんと手を触れたりお話をしたり全く嫌がったりしません。小さい時からお年寄りに優しい気持ちが育まれるのではないかと思います。また、子どもたちがちょっとしたけがをしたり、病気になった時に特養の看護師さんがすぐに見てくださるのでとても安心です」と話してくださいました。


子どもたちがお年寄りたちと握手でお別れ

 月の船の統括責任者を務める小島伯子さんは、「施設生活が長く、子どもと触れ合う機会がほとんどなかった方も多くいます。普段は表情を変えない方が、子どもたちと触れ合うと思わず笑顔になられる方もいて、介護士が驚いて写真を撮るようなこともありました。中庭で遊ぶ子どもたちを見るのが日課になっている方もいます」と語ってくださいました。同施設では、毎月の誕生会のほかにも、七夕や夏祭り、運動会、クリスマス会など、交流イベントを企画し、お年寄りの皆さんと子どもたちの交流の機会を増やしていくそうです。


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