ぐるっと流山 第23回森の学校 理科大生と温度で色が変わるキーホルダーを作ろう!

ページ番号15464 更新日 平成25年3月7日

液晶ってなんだろう

東京理科大学ものづくりサークルCreateの皆さん

  3月2日(土曜日)、森の図書館で、第23回森の学校理科大生と温度で色が変わるキーホルダーを作ろう! ~液晶ってなんだろう~が開催されました。これは、東京理科大学ものづくりサークルCreate(代表・岡内香奈さん)5人の協力により、地域の子どもたちに工作を通して身近な科学の不思議や面白さを体験してもらいたいと企画されました。当日は、小・中・高校生41人が参加し、工作と液晶について学びました。

 


液晶ってなんだろう

  今回で2回目となる学社連携事業。昨年8月には、子どもものづくり教室「浮く!走る!理科大生とホバークラフトを作って遊ぼう!」が開催され、地域の子どもたちにものづくりの体験をしてもらい、作ったホバークラフトで理科大生と一緒に遊びました。今回は、申込み受け付け10分で午前中の小学生の部が定員になり、急遽午後も小学生の部を追加しました。


温度を調べます

  まず、「液晶」について学びました。液体と結晶の両方の特徴を持つのが液晶です。そして、次に「液晶の特徴について」。液体のようにドロドロして形はありませんが、見る角度によって光を通したり反射したりする結晶のようなものです。実際に液晶は何に使われているかについても学びました。テレビやパソコンの画面の中には、ガラスやプラスチックの板にはさまった「液晶」が入っているなどの説明を受け、いよいよ液晶づくりの実験開始です。


野菜の水切りが遠心分離機に

  「ヒドロキシプロピルセルロース」という安全な薬品と水道水をビニール袋の中で混ぜ、ビニール袋の口を割り箸で挟み、コップの中のお湯の中につけて一定の温度になるまで待ちます。その間、ビンに付けるストラップをボーイスカウト経験者の理科大生の指導で編みます。出来上がった液晶をストローと注射器を使って小ビンに入れ、野菜の水切りを改造した遠心分離機に入れて液晶がビンの底に収まるようにし、コルク蓋をして完成です。


完成しました

  見る角度や太陽の光、蛍光灯の光の違いで、見える色は変わるのか、寒いところでは何色になるのか、温かいところではどのようになるのかなど、理科大のお兄さんやお姉さんから丁寧な説明を受けていました。細かい作業に真剣に取り組む様子子どもたち、そして自分の作業が終わると協力して手伝うなど微笑ましい姿が見られました。

 


中学・高校生も参加しました

  最後は、実験で作ったキーホルダーともう一つ理科大生が作ったキーホルダーをおみやげにお持ち帰りいただきました。この日の様子は、JCNコアラ葛飾デイリーニュースで放送予定です。また、放送翌日からbbコアラでも見ることができます。参加した子どもたちからは、「とても楽しかった。ストラップの編み方を教えてもらって嬉しかった。この編み方は家でも作りたいと思います。(小学4年生)」、「初めて液晶を作って興奮しました。(小学5年生)」、「学校で習わない科学の不思議を実験を通して楽しく学べて良かったです。またその実験をしたものをキーホルダーにして自分のものになるなんていいなと思いました。(中学2年生)」、「こんな実験は初めてとても楽しかった。(高校3年生)」などの感想が寄せられました。
 
 


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