ぐるっと流山 旧清美園で災害救助犬訓練

ページ番号15331 更新日 平成25年3月4日

旧清美園で災害救助犬訓練 人も救助犬も緊張感をもって行う

協力して救助者役を探します

 2月17日と3月3日、旧清美園内の建物を利用し、NPO法人日本救助犬協会による災害救助犬の訓練が行われました。今回参加いただいたのは、浦安市内の訓練所を中心に訓練を積む救助犬18頭と協会員21人の皆さんです。


緊張感をもって探します

 同協会の救助犬とハンドラー(飼い主)は、地震などの災害時にがれきの中に取り残された要救助者を捜索するなど、ボランティアで活動しています。皆さんは、東日本大震災の際も被災地で救助活動にあたりました。同協会は、流山市と災害時の救助犬出動に関して協定を締結しており、毎年の流山市総合防災訓練の中で実施する救助訓練にもご協力いただいています。


吠えて知らせる救助犬

 訓練は2棟の建物を使用し、災害によって被害を受けたことを想定して、中に取り残された要救助者の検索活動訓練を行いました。救助犬は、シートを被ったり、押し入れの中に隠れたりしている要救助者役を探し出すと、吠えてハンドラーに知らせます。すぐさま発見し声を上げる犬もいれば、なかなか見つけられない犬もいました。経験の浅い救助犬には、まず、人を探し出すことは楽しいと覚えさせることから訓練を始めるそうです。


救助者役を探します

 同協会は、平成22年11月の流山市役所第2庁舎を解体した時も、解体後の庁舎を利用して訓練を行いました。前回も参加された同協会の松原さんは「犬は賢いため、何度も同じ場所で訓練をしていると、場所に慣れてしまい訓練の効果が薄れてしまいます。今回のように初めての場所での訓練は、犬にとっても緊張感を保つことができ、効果的な訓練になります」と話してくださいました。


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