ぐるっと流山 シナリオワークショップ講座

ページ番号15079 更新日 平成25年2月18日

球世主!!第2巻発売記念 シナリオワークショップ講座

青木健生先生

 2月16日(土曜日)、生涯学習センターでシナリオワークショップ講座が開催されました。流山が舞台のプロ野球漫画「球世主!!」の第2巻発売を記念したもので、講師には「球世主!!」の原作者のおひとり・青木健生先生をお迎えしました。青木先生は、市内在住の漫画原作者で、平成24年10月11日号の広報ながれやま「おとなりさん」のコーナーでも紹介させていただきました。


13人の方が参加

 今回の講座は全3回の講座で、5分の会話劇のシナリオを制作し、優秀作品は地元ケーブルテレビのJCNコアラ葛飾でドラマとして放送されるというものです。第1回目のこの日は、13人の方が参加されました。参加者の中には、市内在住の童話作家・白木惠委子さんや、震災被害で南相馬市から流山に避難され、演劇活動の経験から昨年、調布FM放送のラジオドラマの台本を手掛けた高田恵子さんもいらっしゃいました。


球世主!!のシナリオ

 青木先生は、はじめにシナリオとはどういうものかを簡単に説明されながら、「球世主!!」のシナリオをはじめご自身が手掛けたテレビドラマの脚本などを参加者に回覧してくださいました。「球世主!!の第17話は、このシナリオからできたのか」。普段、滅多に見ることができない原作のシナリオと作品を見比べ、参加者にとっては貴重な体験となりました。


シナリオ作成の基本を解説

 シナリオや脚本は、基本的に「柱」「ト書」「セリフ」から構成されているそうです。「柱」は、場所や時間などの設定で、「放課後の学校の教室」などと外観を説明するもので、必ず白丸を付けて書くのがルールとのこと。その後に、2マスか3マス下げて、「ト書」を書きます。「ト書」は、出演者の服装や行動、その場面の情景などを記しますが、作者が頭に浮かんだ絵を説明するように書くとよいそうです。そして、最後に「セリフ」ですが、特に漫画の場合、「…」や「!」「!?」などの記号をうまく使うことで印象が大きく変わると、コツを教えてくださいました。


会場の様子

 ドラマの脚本では、1分で400字詰め原稿用紙2枚が目安とのこと。今回、5分のドラマの制作なので原稿用紙で10枚程度の作品となります。また、5分程度のドラマなら、登場人物も3人程度が適当で、多すぎるのも良くないとアドバイスがありました。野々下6丁目からいらっしゃった金澤昌彦さん(70)は、退職されてから詩吟を始められたそうで「詩吟の劇を作ってみたいと思い参加しました。ストーリーはできているのですが、どうシナリオにすればよいのか困っていたところ、広報で今回の講座を知りました。ぜひ、ドラマ化されるよう頑張ります」と語ってくださいました。


参加者の皆さん

 次回2月23日(土曜日)では、青木先生が参加者の作品を評価・添削してくださいます。途中参加もできますので、初回に参加できなかった方も、ご自分の作品を作って次回からでもぜひご参加ください。詳細は、生涯学習センター(04-7150-7474、担当:三橋)までお問い合わせください。なお、球世主!!ファンにうれしいニュース。青木健生先生のサイン会が、2月24日(日曜日)15時~すばる書店豊四季店、3月2日(土曜日)16時30分~すばる書店流山店、3月3日(日曜日)15時~紀伊國屋書店流山おおたかの森店でそれぞれ開催されます。ぜひ、「球世主!!」第1巻・2巻を持ってお出掛けください。


関連リンク

このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ