ぐるっと流山 笑って健康!お笑い大行進27

ページ番号14994 更新日 平成25年2月13日

テンポのよい語り口の笑組(えぐみ)で幕開け

  毎月恒例の「笑って健康!お笑い大行進27」が、2月11日(月曜日)、流山市生涯学習センターで行われ、約150人の方々が漫才やマジック、歌などを楽しみました。テンポのよい語り口の笑組(えぐみ)で幕開けです。漫才ブームが去った昭和61年にデビューした笑組は、ショートコント絶頂の時代に「古臭いことをしている」と言われながらも漫才コンビとして売れることを目指して四半世紀。この日は祝日ということもあって縁起物の南京玉すだれも披露しました。

 


ギター漫談・ペペ櫻井

  二番手に登場したのは、お隣、柏にお住まいのギター漫談・ペペ櫻井。ギター片手に弾き語りをしながら、刑務所への慰問のネタで笑わせます。客席と一緒に童謡などを歌うコーナーもあり、「荒城の月」では、客席の中高年の皆さんが歌詞カードなしで合唱されることに、若い層のお客さまが驚いていました。


青空一歩・三歩

  青空一歩・三歩は、黒と赤のスーツ姿で登場。「生きているうちに見つけてくださいまして本当にありがとうございました」と語った第148回芥川賞の最年長受賞者である黒田夏子さんをネタに、相方の人生を小説に書くとしたら…と笑いを誘いました。


ホームラン

  理屈抜きで楽しいホームランは、いつもは歌うとみせて歌わないで終わる持ちネタ。昭和57年に、三波伸介の弟子と小野ヤスシの弟子でコンビを組みスタートしましたが、小野ヤスシは元々バンドメンバー。本来は「漫才ではなく音楽で成功したかった」と、今回はKポップを1曲歌って客席を沸かせました。


ブラック嶋田

  休憩を挟んで第2部は、怪人の雰囲気漂うマジシャン、ブラック嶋田。元々は日本テレビの「お笑いスター誕生!!」で芸能界デビューしたお笑いとマジックを融合させたマジシャン。この日も、客席から舞台上に協力を得て、笑わせながらメキシカンな音楽に乗せて次々とマジックを披露しました。風船を飲み込むマジックでは「よい子は決して真似をしないでね」と注意も忘れません。


宮田陽・昇

  文化庁芸術祭新人賞を受賞した宮田陽・昇のコンビは、47都道府県名やアメリカ50州名をハイテンポで繰り出す記憶力のよい話芸で客席をつかみます。相撲や野球などプロスポーツ選手のネタでは、ウンチクを語っておきながら、問い返されると「知らない」と答える問答スタイルはいわゆる鉄板ネタ。何度聞いても笑ってしまいます。

 


初音家石若

  この日、唯一の関西の笑いは、河内音頭のパイオニア、初音家石若。本来は、太鼓やお囃子も入るのですが、今回は、着物姿にエレキギターを抱えて一人で「エーさては一座の皆様へ ちょいと出ました私は、おみかけ通りの悪声で、ヨホーイホイ」とネタを入れながら歌います。客席も手拍子で応援し、会場がひとつになりました。


東京太・ゆめ子師匠

  大トリは、芸術祭大賞夫婦漫才の東京太・ゆめ子師匠。お隣、松戸にお住まいということもあり、特に女性に人気です。師匠の松鶴家千代若・千代菊の漫才を継承したと言われる「母ちゃん、もう帰ろうよ!」のお決まりのフレーズが、この日は、京太さんの歌で披露され、大きな拍手が贈られていました。若手を入れず、中堅・ベテラン8組が安定した芸を披露した今回のお笑い大行進は、漫才あり、歌あり、マジックありの楽しい3時間となりました。


東京太・ゆめ子師匠

  「笑って健康!お笑い大行進」は、流山市の健康都市宣言を受け、3年前から「笑いと健康学会」や社団法人漫才協会、テレビランドの協力を得て、流山文化のまちづくり実行委員会と流山市生涯学習センター指定管理者アオクティオ株式会社が毎月続けています。プロデュースは、「てなもんや三度笠」や「花王名人劇場」などで有名な澤田隆治さんで、舞台での進行と解説もお願いしています。この日も、客席には江戸川大学マス・コミュニケーション学科の濱田逸郎教授やお笑い評論家などとして各方面でご活躍中の西条昇さん、現代美術家のパルコ・キノシタさんら多彩な方々がいらっしゃいました。


笑って健康!お笑い大行進28

  次回、「笑って健康!お笑い大行進28」は、3月17日(日曜日)13時30分から流山市生涯学習センターで、浅草舞台芸をいまに受け継ぐチャーリーカンパニー、結成40周年の柏・松戸コンビ東京丸・京平、平行線漫才大瀬ゆめじ・うたじ、元女優と元保育士コンビすず風にゃん子・金魚、噛みつき漫才春風 こうた・ふくた、美人姉妹漫才ニックス、流山が生んだ新人大賞コンパスらが出演。チケットは、全席指定で一般2,000円、友の会1,500円、高校生以下500円です。お問い合わせは、流山市生涯学習センター04-7150-7474まで。


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