ぐるっと流山　森の図書館健康講座

森の健康講座　糖尿病の話～国民病からいかに身を守るか～

　1月26日（土曜日）、森の図書館で健康講座「糖尿病の話～国民病からいかに身を守るか～」が開催されました。講師は、柏の葉北総病院の奥脇治郎医師です。会場には市民の方など56人が集ったほか、森の図書館で開催しているイベントについてのレポートに取り組んでいる江戸川大学の学生さんも参加し、講演の様子を見学されていました。

　冒頭、スクリーンには懐かしいキャラメルの広告「1粒300メートル」の画像が映し出され、「これは、1粒に300メートル走るのに必要なカロリーが含まれていると言う意味で、1粒食べて消費するには、15.4kcalの運動が必要です」という親しみやすく分かりやすい話題から講演会は始まりました。糖尿病は血糖値（血液中のブドウ糖濃度）が高くなる病気です。奥脇先生は、なぜ糖尿病は増加したか、そもそもどうして糖尿病になるのか、血糖値が高いとなぜいけないのか、糖尿病治療にはどんな方法が有効かなどについて分かりやすく解説されます。会場のみなさんは、どれも日頃から疑問に思ったり関心を持ったりしている点で、熱心に聞き入っていました。

　質疑応答タイムも設けられ、「今はやりの炭水化物ダイエットについて」「食後に果物を食べるのはいいのか」など会場からは次々と質問が飛び出しました。先生はそれぞれ、「偏った食事はよくない」「果物は、朝金・昼銀・夜銅と言われるように、食べ方によって血糖値への影響が異なる」と説明されていました。

　次回の森の図書館の催しをご案内します。お問い合わせは、森の図書館（04-7152-3200）まで。
「第42回森の図書館夢コンサート　愛を奏でるクラシック」
2月3日（日曜日）14時から14時30分（開場13時30分）
出演＝流山市音楽家協会
参加費＝無料
定員＝80人（申し込みは不要です）