ぐるっと流山 ゆうゆう大学6期生 学園祭

ページ番号14839 更新日 平成25年2月8日

ゆうゆう大学第6期生学園祭 2年間の学びの集大成

ゆうゆう大学学園祭

 「仲間とともに今も青春」をテーマに、ゆうゆう大学第6期生324名自らが企画し作り上げた学園祭が、流山市文化会館ホールで25年1月26日(土曜日)に開催されました。今回の第6期生は、東日本大震災のあった年・平成23年の4月に入学。25年2月2日の卒業までの2年間にわたって様々な学習を重ね、仲間づくりをしてきました。今回はその2年間の集大成として学園祭実行委員を中心に企画されました。


舞台の学生たち

 2年前には初めて顔を合わす方がほとんどのなか、今では2年間共に学んできた仲間として、今回の学園祭づくりに知恵を出し合い、何回もの実行委員会議を経て、本番に向け楽しみながら準備をしてきました。演出についての舞台スタッフとの打ち合わせから3日間のリハーサルをし、リハーサルではなかなかうまくいかなかった動きや台詞も、本番では度胸もすわったのか、素晴らしい演技を披露してくれました。


北部学園

 舞台発表は北部学園の歌と踊りから始まりました。北部学園の活動映像をバックに365歩のマーチを歩きながら歌います。また幼い日に歌った童謡や青春時代によく口ずさんだ歌を手づくりの神輿を担ぐなどのパフォーマンスで、楽しい雰囲気に盛り上げていました。


南流山学園

 次の南流山学園生も、これまでの歩みを映像で流しながら歌を披露。生のギター演奏や華やかな社交ダンス、さらに色とりどりの衣装でフラダンスも披露し、会場内は南国ムード一色、外の寒さなど感じさせないような熱気に包まれました。


中央学園

 中央学園は、「AGB70」という演目で背中にAGBと描いた揃いの上着をきて、AKB48の「あいたかった」などを歌い、リズムにノリノリで踊っていました。ひょっとこやアンパンマンなどのお面を被っての踊りもあり、とても賑やかな舞台で、老いてますます元気な「ジーサン、バーサン」ぶりをアピールしていました。


選択科目「食」の寸劇

 選択科目の「食」は、全員三角巾にエプロン姿で登場。「きょうの料理」のテーマソングの替え歌『ゆうゆう大学「食」のテーマ』を元気に合唱した後、授業風景を映像で紹介。さらに、これまでに調理実習や講義で腕を上げ、レパートリーを広げてきた学習の成果、集大成としての「お弁当づくり」をカロリー計算を入れた寸劇で会場をしました。


選択科目「音楽」

 選択科目の「音楽」は懐かしい歌、思い出の歌をこれまでの学習の成果として、美しいハーモニーで聞かせてくれました。発声練習、歌唱、無理なく自然に声を出す方法を知り、また偉大な作曲家の生涯や音楽の基礎的知識を学んできた「音楽」の歌声は、会場に気持ち良く響き渡っていました。


初石学園

 初石学園からは「振り込め詐欺」を題材とした寸劇。おばあさん役、銀行員役、警察役、犯人役など皆さん役になりきっての演技です。社会で問題になっている「振り込め詐欺」に注意喚起として、被害にあったケースと被害を免れたケースをわかりやすく、演技し、ちょっとコミカルな演技に会場からは笑いが起こっていました。


東部学園

 東部学園の発表は、千葉県にある全国的に知られている民謡や、「かごめかごめ」、「しょじょ寺のタヌキばやし」などの童話を歌い踊りました。また、「月の砂漠」の歌と寸劇や大漁節など、三味線や太鼓、大正琴の演奏も加わり賑やかな舞台となりました。


選択科目「レクリエーション」

 選択科目「レクリエーション」の発表は、「音楽に乗って楽しく踊ろう」をテーマに、ビートルズの「オブラディ オブラダ」の曲に合わせ軽快なダンスステップを披露。さらに、客席と一緒に「脳トレゲーム」も楽しみました。また、最後には北島三郎の「まつり」の曲に合わせ、力強い踊りを披露し、会場からは大きな拍手が送られていました。


選択科目「史跡探訪」

 選択科目「史跡探訪」は、2年間の活動状況を春夏秋冬に分けて発表。小林一茶の俳句を映像に映し、寸劇で紹介しました。小林一茶や近藤勇、土方歳三などのとてもよく描かれた大きな仮面を被った役者が、2人1組でスクリーンに映る映像と音楽、台詞に合わせて演技し、会場を盛り上げていました。


選択科目「文学

 最後の舞台発表は選択科目「文学」。「金子みすゞの世界」の生涯を朗読劇で表現しました。金子みすゞは明治36年山口県に生まれ26歳という若さで逝った天才的な詩人。波乱万丈に満ちたその生涯を男性のナレーションで、また、「大漁」「星とたんぽぽ」「私と小鳥と鈴と」などの代表的な詩17編を女性の朗読で披露。背景に映った映像と詩のコラボレーションに、会場のお客様は引き込まれている様子でした。


さまざまな展示も

 舞台発表と同時に、ホワイエでは中央学園の川柳の作品を紹介していました。ほかに、選択科目の「食」の授業風景の紹介と持ち帰りができるレシピも展示されていました。また、選択科目「自然散策」では、市内に残る代表的な8コースを掲示して紹介。持ち帰って散策を楽しめるパンフレットも配布しました。選択科目「絵手紙」は、「絵手紙は心の贈り物」をテーマに、学生の作品紹介のほか、合同合作の大型作品も展示し、来場された方は熱心に見入っていました。


「史跡探訪」の展示に見入る人々

 この日の締めくくりは選択科目音楽の講師、熊坂牧子さんの指揮に西澤佳恵子さんのピアノ伴奏で「ゆうゆう大学学園の友」を斉唱。そして、閉会式では「この学園祭はゆうゆう大学生の団結力で実施できた。この力を、これからは地域のために使っていきたい」と学生代表から熱い言葉。最後は会場にいらした全員による三本締めをもって、ゆうゆう大学第6期生による学園祭は終了しました。顔を紅潮させ満足した表情、ホッとした顔、目をキラキラさせた顔と、様々な表情のゆう大生が印象的でした。


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