ぐるっと流山 文化財防火デー消火訓練

ページ番号14826 更新日 平成25年1月31日

法栄寺で「文化財防火デー」消火訓練

集まった参加者

 1月25日(金曜日)、駒木台にある法栄寺で、「文化財防火デー」に伴う消防訓練が行われました。文化財防火デーは、昭和24年1月26日に、奈良県の法隆寺金堂壁画が火災で焼失してしまったことから、この日を忘れずに文化財を火災から守る日にしようと、昭和30年に制定されたものです。
 この日は、管轄署の北消防署をはじめ、消防団、檀家の皆さんの総勢50人が参加しました。消防次長、図書・博物館長、法栄寺住職、法栄寺檀家総代と順にあいさつがあったのち、早速訓練に移りました。


文化財の搬出

 訓練は、放火による火災が発生し、本堂へ延焼したという想定で行われました。まず指揮隊が到着し、現場確認後に指揮本部を設置しました。続いて消防隊が現場に到着すると、ただちに消火活動の準備に入ります。放水の前に、本堂内に入った消防隊員2人が、文化財に見立てた箱を運び出しました。消防団員と協力してその箱の安全を確保した後、本堂に向かって一斉放水訓練が行われるという手順で、訓練は滞りなく終了しました。


放水訓練

 訓練に参加した法栄寺住職は、「これからも大切な文化財を後世に引き継ぐためにも、我々も火災を出さないように地域の皆様の協力を得て努力していきたい」と話していました。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ