ぐるっと流山 不用布でつるし雛飾り作り

ページ番号14823 更新日 平成25年1月30日

リサイクルプラザで不用布を使った「つるし雛」づくり講座

つるし雛作り講座

 1月24日(木曜日)、リサイクルプラザ・プラザ館でリサイクル講座「つるし雛づくり」が開催されました。プラザ館では、ボランティアの講師やサポーターのご協力により、年間を通してさまざまなリサイクル講座を行っています。今回の講座は、「さくら会」の皆さんが指導してくださいました。


丁寧な指導で作業

 今回は、応募多数のため抽選で当選した10人の方が参加しました。参加者の方にはご家庭から不用布を持ってきていただいて、それを材料に飾りを作ります。リサイクル講座は、講師やサポーターが各テーブルを回って、進み具合を見ながら作業のサポートをしてくれます。丁寧に教えてもらえるので、皆さん順調に作業を進められていました。


へび、ぞうり、うさぎの桃飾り

 つるし雛飾りは、伊豆・稲取温泉に江戸時代から伝わる風習で、初節句を迎える娘の無病息災、良縁を祈願する飾りです。「桃飾り」と呼ばれる飾りは、ひとつひとつに意味がある縁起物です。ぞうりは足が丈夫になるように、うさぎは病気を退治する力があったと信じられていたことから、病気にかかってもすぐ治るようにとの願いが込められています。


ぷっくりと可愛いふくろうなど

 ふくろうは「福」や「不苦労」「不苦老」に通じる縁起物で、いずれも娘の幸せを願った親心を感じます。参加者の皆さんは、一つ一つの飾りを心を込めて丁寧に仕上げていました。出来上がるごとに手のひらにのせ、かわいらしい様子を眺めている方もいました。


並べてバランスを考えます

 飾りのパーツがすべて出来上がると、次は吊るす配置を考えます。飾りの大きさや色、形などのバランスを考え、並べてみながらどの配置が一番いいかをあれこれと試されていました。


配置を真剣に検討

 配置によって、印象はずいぶん変わります。配置が決まると、いよいよ最後の仕上げに取りかかります。赤いひもに一つ一つ飾りを縫い付け、最後に木の枝に吊るすと完成です。


完成したつるし雛

 完成したつるし雛は、布の柄や色、配置によってそれぞれ個性あふれる作品となりました。願いがたくさん込められたつるし雛を眺めていると、とてもあたたかい気持ちになります。


講座中の参加者

 リサイクルプラザ・プラザ館では、ご家庭の不用布がこのような素敵な作品に生まれ変わる感動を、より多くの市民の方に体験していただいと考えています。今後も楽しくリサイクルに取り組めるような講座を企画していきます。随時、「広報ながれやま」や市ホームページで募集のお知らせをしますので、ぜひご参加ください。お問い合わせはリサイクル推進課(7157-8250)までどうぞ。


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