ぐるっと流山 新春恒例 平成25年度消防出初式
ページ番号14641 更新日 平成25年1月16日
本番さながらの救出劇に歓声 消防出初式で日ごろの成果を発揮
次に行われた消防演習は、消防職員と第4方面隊の第9・10・11・22分団の合わせて34人による共同演習。今回の演習では、関東地方で近いうちに高い確率で発生するといわれている首都直下型地震を想定。中高層建物で火災が発生し、屋上に残された要救助者と煙で倒れた要救助者を救出します。演習が始まると一斉にサイレンを鳴らし、辺りは一気にものものしい雰囲気に。はしご車が屋上へとぐんぐんと延びていく間に、煙の中から救急隊が要救助者を運びだし、全身観察を行った後に、気道管理や静脈路確保、AEDなど救命士ができる全ての処置を兼ね備えている高規格救急車で病院へと搬送しました。
また、それと同時に消火のための準備が各分団によって行われ、見事な役割分担のもとそれぞれが仕事をこなしていきます。文化会館の屋上の逃げ遅れた人をわずか数分で救助しましたが、建物からの火災発生により、救助隊への緊急脱出の命令が下ります。隊員はすぐに、地上へとロープを下ろし、地上40メートルの高さからロープ一本で一気に地上へ急降下。その勇ましい姿に会場からは大きな拍手と歓声が上がり、盛り上がりも頂点に達しました。
演技が終わると、見学の子どもたちを対象にした消防車両での写真撮影のサービスも行われ、多くの子どもたちが消防車の前で、消防職員やご家族と一緒にポーズを作っていました。お孫さんと一緒に江戸川台から見学に来た相原さんは「消防の出初式が行われると聞いて、孫に見せたくて来ました。孫ははしご車が高く上がる姿を一番喜んでいたから、はしご車と一緒に写真が撮れてよかったです」と話しました。地域を守る消防団は随時募集していますので、やってみたいという方はお近くの消防団または消防総務課(7158-0299)へご連絡ください。
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