ぐるっと流山 ヒダノ修一クリスマス太鼓SESSION !

ページ番号14452 更新日 平成24年12月26日

クリスマス和洋楽器融合コンサートで和太鼓、津軽三味線、ハーモニカ、ベース

ヒダノ修一クリスマス太鼓SESSION !

  和太鼓や津軽三味線など、日頃あまり聴くことのない和楽器を取り入れたコンサート「ヒダノ修一クリスマス太鼓SESSION !」が12月25日(火曜日)19時から、流山市生涯学習センターで行われました。和太鼓のヒダノ修一さんを中心に、日本ハーモニカ界を代表する八木のぶおさんをお招きして、津軽三味線小山会三代目・小山豊さん、そして、数多くのアーティストと共演しているベーシスト高橋ゲタ夫さんという豪華ミュージシャンによるクリスマスコンサートです。


豪華ミュージシャンによるクリスマスコンサート

  開演ブザーが鳴り、客席が暗い舞台に集中してミュージシャンを待っていると、突然、大きな太鼓の音と共に客席最後尾の扉から桶太鼓を下げたヒダノ修一さんが登場。客席をソロ演奏しながら歩き回り、ステージへと駆け昇ります。意外なオープニングに150人のファンは、手拍子を取りながらいきなりヒダノワールドへ。ヒダノさんは、これまでも流山ジャズフェスティバルや子育てサロンコンサートなどで流山ではお馴染の和太鼓奏者です。「まりと殿様」などアップテンポな曲で会場を沸かせました。


ヒダノ修一さんによる和太鼓演奏

  ヒダノさんは、1989年にデビューし、世界25か国で約2,200回の公演を行っています。ことし1月、雅楽師の「東儀秀樹と賢者たち/其の二」に賢者として参加。 昨年は、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市の太鼓団体との交流をNHK国際放送「J-MELO」がドキュメンタリー番組として制作し、世界中で大きな反響を呼びました。平成22年には、世界のトップアーティスト、スティービー・ワンダーのアジアツアーに参加。FIFAサッカーワールドカップは、日本人初の2大会連続で公式閉会式に出演しました。


ハーモニカ奏者の八木のぶおさん

  「明日に架ける橋」から「Take Five」へのメドレーでしっとりとハーモニカの音色を聴かせたのは八木のぶおさん。日本のフュージョン界をリードしたカーティス・クリーク・バンドで活躍し、TV「北の国から」「探偵物語」等のテーマ演奏も手がけた方です。北野武監督「 HANABI 」のサウンドトラック(音楽:久石譲)、筑紫哲也の TV 「ニュース 23 」のエンディングテーマ(詩・曲武満徹、歌石川セリ)での演奏はハーモニカの癒しのフレーズとして多くの人々を魅了。尾崎豊、サザンオールスターズ、憂歌団、中島みゆき等々のスタジオ演奏に加わり、日本のミュージック・シーンでの個性的シンガー、演奏家達にとって無くてはならない存在です。


ベーシスト高橋ゲタ夫さん

  「マンボNo.5」や「ビーナス」で客席を巻き込んで盛り上げるムードメーカーは、ベースの高橋ゲタ夫さん。昭和51年にジョン山崎&スクールバンドでレコードデビュー。高中正義、オルケスタ・デル・ソル、日野晧正をはじめ数多くのセッション&レコーディングに参加。森村献、NORA(ノラ)と共にキューバ、 メキシコ他、中南米4か国公演。熱帯ジャズ楽団NY公演など海外公演も多く、その傍ら井上陽水、徳永英明等のツアーにも参加しています。


豪華アーティストたちによるステージ

  高橋ゲタ夫さんは、平成11年より「ゲタイート デル ソン」をスタートさせ、Featuring Vocalist・寿永アリサのデビューアルバムをプロデュース。平成13年「ピンクボンゴ」に参加し、平成20年までに3枚のアルバムを制作。「ザ・ローライダース」、「クリスタル・ジャズ・ラティーノ」などで各地を沸かせています。この日も客席を練り歩きながら、聴衆と一緒に歌い踊る大活躍でした。


津軽三味線小山会三代目・小山豊さん

  「南部牛追い唄」などの民謡をじっくりと聴かせたのは、津軽三味線の小山豊さん。幼少より、津軽三味線小山流宗家(祖父)の小山貢翁に師事。現在、家元・小山貢(父)の元、小山流三代目として国内・海外で伝統文化の普及に努めています。インストゥルメンタルバンドSootheを結成。CM、ゲームのレコーディングやテレビ、ライブなど多方面で活躍中です。NHK「紅白歌合戦」、BS「日本のうた」、TBS「日本レコード大賞」、ANB「題名のない音楽会」、MOVIE「どろろ」などに出演。ロシアやガーナ、モロッコ、フランス、マダガスカル、ウガンダ、カタル、ギリシャアテネ・ヘロドアティクス音楽堂、ニューヨークカーネギーホール、サントリーホールで日本フィルハーモニーとの共演も果たしました。


お客様も舞台に上がって一緒に踊りました

   ハーモニカをフィーチャーした「家路」、和太鼓にイルミネーションを点灯させての「クリスマスメドレー」、客席と一緒に歌う「ソーラン節」など、ときにセンチメンタルに、ときにポップに和楽器と洋楽器を織り交ぜた演出にアンコールの拍手が鳴り止みませんでした。ラストステージでは、お客様も舞台に上がって一緒に踊るほどの勢いに。季節柄、忘年会のように「三本締め」と呼ばれる手締めでコンサートのフィナーレを飾りました。


「三本締め」と呼ばれる手締めでコンサートのフィナーレを飾りました

次回の和太鼓に関するイベントは、2月17日(日曜日)19時から流山市生涯学習センターで「ヒダノ修一with太鼓マスターズ!」が予定されています。メンバー全員が国内外で独自に活動を展開する個性派集団が出演します。独創的でポップな太鼓アンサンブル曲が楽しめるコンサートです。チケットは、全席指定で前売2,000円(当日2,500円)、友の会1,500円、高校生以下1,000円。お問い合わせは流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。

 


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