ぐるっと流山 広岡守穂さんの講演会

ページ番号14174 更新日 平成24年12月7日

中央大学法学部教授の広岡守穂さんの講演会 「僕の子育て、孫育て 現代人の生き方・働き方」

広岡守穂さんの講演会

 12月1日、生涯学習センターで、中央大学法学部教授の広岡守穂さんを講師に迎え、「僕の子育て、孫育て 現代人の生き方・働き方」と題した講演会を開催しました。
 広岡さんは、現代日本の社会現象に幅広い関心を持ち、男女共同参画、NPO、子育てなど様々な分野でご活躍されています。
 「孫が生まれると、夫婦仲はぎくしゃくする」これは、妻が、孫を無条件にかわいがっている夫の姿を見て、自分たちの子育ての時に父親としてあまり関わってくれなかったことを思い出すからなのだそうです。


広岡守穂さん

 参加された40人の方たちは、このようなご自身の体験やエピソードを交えた楽しく気さくなお話しに、すぐに引き込まれていきました。
 広岡さんは、「母親は、自分がお腹を痛めて産んだ子どもとは、できるだけ一緒にいたいはずだ」と思っていたので、子育てに大変な思いをしている妻には、「せめて休日は家族で外出して、気晴らしをさせてあげよう」と、週末はいつも一緒に出かけていたそうです。あの頃は楽しかったねと妻に訊ねると「あの頃は、ほんの一時間でもいい、一人になる時間が欲しかった」と想像もしなかった答えを聞いて、妻と子育てについての考えが変わったそうです。


楽しく気さくなお話しにすぐに引き込まれます

 男だから、女だから、年を取っているから…という理由で、自分育てをあきらめずに、母親も仕事をし、父親も子育てに参加し、ワークライフバランスをきちんと実現することが、これからの男女共同参画社会づくりの課題だと広岡さんは言います。そして孫育て世代が変われば、社会は変わるとのことです。
 講演の後半では、「子育て中の母親のつぶやき」をご自身で作詞したという曲をいくつか披露されました。その中には、流山市在住の母親のつぶやきもありました。
 参加された方からは、「つぶやきから作った曲が、とても心に響きました。自分育てのため夫婦で支え合っていきたい」という感想や、「男女共同参画のことがよくわかりました」などの声をたくさんいただきました。
 


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