ぐるっと流山　第6回ハートフルコンサート

  12月2日（日曜日）北部公民館で開館40周年を祝うハートフルコンサートが催されました。北部公民館は昭和47年秋に竣工し、以来40年間、地域の皆さんと一緒に遠い道のりを歩んで来ました。公民館は地域の文化の向上が一貫した目標で、「地域に本物の音楽を！」を合言葉に、3年前から始めたハートフルコンサートはその中心の事業です。近くにお住まいのソプラノ歌手渡邉真弓さんを中心に6回の公演を重ねてきましたが、フアンが増え、毎回待ちかねた聴衆で満席となり盛況です。
 

  この日のプログラムはソプラノ独唱「椰子の実」から始まりました。渡邉真弓さんの澄んだ歌声が遠い生まれ故郷を想う椰子の実の気持ちを歌い上げます。また最後はJ.シュトラウス2世、喜歌劇「こうもり」からアリア「故郷の調べは」で締め括られました。

  これまでソプラノ渡邉真弓さんの伴奏役として実力を認められてきた江崎宏子さんのピアノソロ演奏も数多く聴くことが出来、フアンを喜ばせました。聴衆からは「今日は“本物”の音楽に出会えて素晴らしいひと時でした」「アイメイト犬（盲導犬）と一緒に参加した視覚障害者からの感謝の言葉」など多くのアンケートをいただき、好評でした。

  第2部の冒頭には井崎義治市長がお見えになり、40周年を祝うお言葉をいただきました。あわせて40周年を期して行った耐震補強工事が完成し、ホールとしても避難所としても安心、安全な公民館に生まれ変わったとの報告をいただき、満場の拍手を誘いました。