ぐるっと流山 第21回森の学校

ページ番号13326 更新日 平成24年10月24日

「第21回森の学校」で講談を楽しみました

講談を楽しみました

 10月21日(日曜日)、森の図書館で第21回森の学校「森々亭はじめての講談を楽しもう!」が開催され、87人の市民らが講談を楽しみました。出演は、宝井琴柑さん。講談協会所属で中学生の頃より、宝井講談修羅場塾にて講談に触れ、平成18年4月宝井琴星に入門して前座。平成22年6月二つ目に昇進。幅広く活躍されている、女流講談師です。


多くの入場者が集まりました

 来場者の9割が、講談は初めてということで、講談のイロハからお話していだだきました。講談は、歴史や軍記物、洋物、新作、時の人の活躍などを、面白おかしく4が史実、6が夢とロマンを、独特の口調と小道具を使い、話を読む話芸です。前座見習いの時、空気をよむことと言われ、楽屋で師匠のお茶癖をよむことから始まり、気がきくようになってくると高座に上がった時、対面式でお客様の反応を見ながら話せるようになるそうです。出版社に「講談社」がありますが、元々は講談本を発行していた会社です。


出演は宝井琴柑さん

 小道具の釈台に読み物を置き、張り扇で釈台を叩きます。カラス「カァ」と鳴いてパンと打って1日。パン、パン、パンと3回叩くと3年と、いろいろな展開に使われるそうです。今日の講談は、1席目は、間抜けな侍が主人公の落語風の滑稽話「左七文字」。仲入り(休憩)の後、2席目は美人でしっかり者の奥様が旦那様を武芸の強い侍にしていく「仙台の鬼夫婦」。張り扇で釈台を叩き、調子よくメリハリをつけたリズミカルな話芸に会場は笑いに包まれました。

 


講談を楽しむ参加者

 東深井の小名木朋子さん15歳は、「学校で習った古文と少し似ていたので思ったよりも分かり易く面白かった」と感想を聞かせてくださいました。西平井から参加された方は「初めて講談を聞き、あまりの声の良さに感動しました。講釈師の方の弛まない努力が垣間見られた貴重な一日になりました」と感想を聞かせてくださいました。


森の学校で講談

 これからの森の図書館の催し
第22回森の学校「利根運河の切り絵に挑戦」~利根運河の風景~
日時:11月10日(土曜日)・17日(土曜日)13時30分~16時30分
講師:飯田信義氏
材料費:1,500円
持ち物:筆記用具
定員:20名(2回とも参加できる方)
申込み:予約受付中
問い合わせ:森の図書館 電話04-7152-3200
 


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ