ぐるっと流山　TX南流山駅のホーム延伸工事が完成

TX南流山駅のホーム延伸工事が完成　ホームの混雑緩和と安全性を確保

　9月21日、つくばエクスプレス（TX）南流山駅のホーム延伸工事が完成し、竣工式が行われました。式典には井崎市長、坂巻市議会議長をはじめ30人の方が出席しました。この工事は、利用者の増加による通勤時の混雑が非常に激しくなっていること、南流山周辺の木地区の区画整理事業の進展によりさらなる利用者の増加が見込まれることから、ホームの混雑緩和と安全性の確保を目的に行われたものです。なお、延伸部分の供用開始は9月23日（日曜日）の始発からです。

　TXの運営会社である、首都圏新都市鉄道株式会社の石井幸男社長は「TX南流山駅の利用者が1日平均3万人を超え、特に通勤時間帯の混雑が激しくなっています。当駅は地下駅のため、ホームの幅を広げることが困難だったため、ホームの延伸と改札を増やすなどの対応で、混雑を緩和することにしました。これからも利用者の方に使いやすい駅、愛される駅を目指していきます」と挨拶をされました。

　井崎市長は「TX南流山駅のホーム延伸工事が完了し、供用開始となることをお祝い申し上げます。利用者の増加からホームの混雑緩和と安全性の確保が喫緊の課題となっていましたが、迅速にホームの延伸工事を行っていただき、ありがとうございました。10月15日のダイヤ改正により増便が行われ、さらにはTX秋葉原駅も改良されたとのことで、ますます利便性が向上することと期待しています」と挨拶を述べました。

　9月23日からは、秋葉原方面とつくば方面に40m（2両分）延伸した部分にそれぞれ停車位置を変更することによりホーム中央部分の利用者の滞留が緩和され、さらにはエスカレーターの運転方向の切り替えと自動改札機を2台増設することでよりスムーズに移動することができるようになります。10月15日からは、ダイヤが改正されることに伴い増便が行われ、平日の通勤・帰宅ラッシュの時間帯は「通勤快速」が導入されるなど、より便利になります。