ぐるっと流山 北部中学校と能登町立小木中学校の生徒が交流

ページ番号9593 更新日 平成24年9月6日

北部中学校と能登町立小木中学校の生徒が交流 姉妹都市の絆を深める

みんな笑顔で記念撮影

 9月5日、北部中学校に能登町立小木中学校の2年生19人が訪れました。小木中学校の生徒は能登町の魅力や特色について発表を行い、その後両行の生徒が、お互いの生活や特産品などを話題に意見交換を行い、交流を深めました。今回の交流事業は、小木中学校が修学旅行で関東に来る際に、ぜひ姉妹都市である流山市を訪れたいという申し出から実現したものです。


「ふるさと」の大合唱で歓迎

 到着した小木中学校の生徒を迎えたのは、北部中学校196人の3年生と28人の2年生。交流会は生徒会長の川島拓也くんのきびきびとした司会で進んでいきます。最初は3年生による「ふるさと」の大合唱で小木中の皆さんを歓迎しました。3年生は合唱後退出してしまいましたが、続いて2年生同士の交流が始まります。


能登について説明します

 小木中学校の生徒が、自分たちの住む能登町を動画で紹介しました。海に面している能登町で人気の観光スポットである「恋路海岸」には、海を見つめる青年と娘の像があり、その2人の悲恋の物語が海岸の名前の由来であることや、キリコ祭り、伴旗(ともばた)祭りなどの行事、小木港は遠洋漁業が盛んで、イカの漁獲量は日本海側で最大であることなどが紹介されました。


見事な太鼓演奏を披露

 伴旗祭りとは、石川県無形文化財にも指定されているお祭りで、大きなイカ釣り船を先頭に御座船(ござぶね)、伴旗船9隻をひとつなぎにして小木港を3周した後、神社まで航行し豊漁を祈願します。小木中学校の石崎くんと角くんが実際に伴旗祭りで演奏している太鼓を披露し、北部中学校の生徒は力強いバチさばきに目を奪われていました。そのほかにも、東日本大震災の時にも送っていただいた能登の海洋深層水や小木中学校の防災計画(避難訓練)の説明がありました。


小木方言クイズで大盛り上がり

 小木の方言をクイズ形式で紹介した発表では、正解した人が能登の海水から作られた天然塩をもらえるとあって大盛り上がり。「ねんね(あかちゃん)」「ちょっこり(少し)」「がっと(カエル)」など、分かりそうなものからまったく連想できないものまで幅広く紹介され、お互いに緊張していた生徒たちもこのクイズを通して少し気持ちがほぐれてきたようで、両校の生徒が混ざって15人程度の班を作って行った意見交換では、「釣りにはよく行きますか」や「去年の地震の時は家に帰れましたか」など、楽しそうに話をしていました。


楽しくに意見交換

 小木中学校の石崎佳祐くんは「流山市に初めて来ましたが、どことなく街並みが能登に似ていると思いました。でも店の数は全然違うと思います。太鼓の演奏はとても緊張しましたが、祭りのときと同じように叩けたと思います。短い時間だったけど北部中学校の皆さんと仲良くなれたと思います」と笑顔で話してくれました。
 北部中学校の清本優樹くん(2年生)は「能登の皆さんと仲良くなれてよかったです。部活の話や釣り、祭りの話が聞けて楽しかったです。いつか能登に行ってイカ釣りをしたいと思います」と楽しそうに話してくれました。
 


笑顔でお見送り

 1時間30分という短い時間でしたが、両校の生徒とも確かに絆を深めあったようでした。意見交換では時間いっぱいになっても話が終わらず名残惜しそうでしたが、みんなで記念撮影をし、笑顔で小木中学校の生徒を見送りました。流山市と能登町の未来を担う生徒たちはこの貴重な経験を胸に成長し、より両市を強く結びつけてくれることと思います。


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