ぐるっと流山 読上暗算日本一

ページ番号9514 更新日 平成24年9月4日

読上暗算日本一、4年連続7回目

堀内さん

 9月3日、全日本珠算選手権大会の読上暗算の部で、大会4連覇を果たした南流山在住の堀内祥加さんが市長室を訪れ、井崎市長に日本一の報告をしました。そろばんを弾く音「パチパチ」から「そろばんの日」と定められた8月8日に京都市で行われた本大会。読上暗算には全国から400人以上が参加しました。堀内さんは4年連続7回目の優勝です。さらには、8月14日の第4回世界珠算心算競技大会で6位に、8月26日の第66回全大阪オープン珠算選手権大会でも種目別最優秀賞を獲得しました。


井崎市長と歓談

 祥加さんがそろばんを始めたのは4歳。3歳の時に母の和代さんが自宅でそろばん塾を始め、生徒さんたちがそろばんを弾くのを見ていて、自分もやりたいと4歳の誕生日にそろばんを和代さんからプレゼントされたとのこと。小学3年の時に珠算検定1級に合格。4年生から本格的に練習を始め、一気に小学5年生で暗算10段、6年生で珠算10段に合格したそうです。中学2年の時の全日本珠算選手権大会で、初めて読上暗算日本一に。都内の私立高校に通っていた高校3年で、念願の「そろばん日本一」の栄光に輝きました。


掛け算を実演

 市長室では、6ケタと5ケタの掛け算のデモンストレーションも見せてくださいました。10問あった問題を次々解く祥加さん。掛かった時間は約40秒です。隣に座っていた和代さんは、「1問目の答えを書いているときに、もう次の問題を計算しているんですよ」と解説してくださいました。見ていると、答えの数字を書く手がほとんど止まりませんでした。井崎市長も、「凄いですね!一体、頭の中でどういう計算をしているんですか?」と感心していました。


トロフィーを持って

 脳トレブームとともに2・3年前から見直されてきた「そろばん」。堀内さんも今年、大学を卒業し4月にTX柏の葉キャンパス駅近くに珠算教室の「けいさんぎのう柏の葉」を開設。現在、4歳から小学5年生まで約50人の子どもたちが学んでいます。「子どものうちに身につけたそろばんの技能は大人になってからも必ず役に立ちます。これからもっと多くの人にそろばんを広めたいです」と祥加さん。井崎市長は、「流山市は子育てとともに、これから教育にも大きく力を入れていきます。ぜひ、流山の子どもたちにも、そろばんの魅力を教えてください。そして、ご自身も連覇が続くよう、これからも頑張ってください」と激励しました。


市長室で歓談

 流山商工会議所にも今年4月、日本珠算連盟の流山支部が開設されました。この日は、森野珂津支部長も同席。流山支部ができたことで、以前は珠算検定を他市の支部で受けなければならなかったのが、市内でできるようになりました。森野支部長は、「来年以降、支部独自の競技大会などを催して、そろばんの普及に努めていきます。その際は、支部の先生たちと一緒に魅力ある大会にしていきたいですね」と語ってくださいました。


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