ぐるっと流山 森の図書館で弦楽四重奏

ページ番号9506 更新日 平成24年9月4日

森の図書館で弦楽四重奏

ゆりあカルテット

 9月2日、森の図書館で「ゆりあカルテット ファミリーコンサート」が開催され100人を超えるクラシックファンが会場を埋め、弦楽四重奏の演奏を楽しみました。夏休みの実質的な最終日を、ご家族で楽しめるようにと企画されたもので、来場者の3分の1が小さなお子さんでした。


ゆりあカルテット

 出演は、ゆりあカルテットの柿沼真佐子さん(第1ヴァイオリン)、甚五公子さん(第2ヴァイオリン)、三宅真樹子さん(ヴィオラ)、臼田正子さん(チェロ)の4人。日頃は、都内や千葉県内の病院、介護施設、学校などでボランティア演奏活動をされているカルテットです。曲紹介なども4人の演奏者が交代で行い、客席に呼び掛けるように進行していきます。


ゆりあカルテット

 ゆりあカルテットは、参加型のコンサートを得意とし、お子さんが泣いても歌っても、ある程度のクオリティーのクラシックを生演奏で聴いていただきたいと活動を続けているそうです。オープニングの「カノン」(パッヘルベル)は静かに聴いていただきましたが、2曲目の「ハパネラ」(ビゼー)では、客席のお子さんにカスタネットで演奏に加わっていただきました。


ゆりあカルテット

 3曲目の「おもちゃの行進曲」(ハイドン)では、お子さんやお父さん、お母さんにも前に出てきていただき、太鼓やリコーダー、トライアングル、タンバリン、カスタネットなどを手に一緒に演奏。お子さんの数が多かったこともあり、同じ曲を2回繰り返して参加型の演奏を楽しみました。


ゆりあカルテット

 4曲目の「海の見える街」(久石譲)では会場全体で手拍子を、5曲目「小さな世界」(シャーマン)や6曲目「崖の上のポニョ」(久石譲)、7曲目「サザエさん」(筒美京平)では合唱をして一緒に楽しみました。演奏の途中で「サザエさんは何年間テレビ放送が続いているでしょうか?」といったクイズなども織り交ぜ客席と会話しながらステージが進められていきます。


ゆりあカルテット

 エンディング曲となった「ソーラン節」(日本民謡)では手拍子を合わせ、アンコール曲の「小さい秋見つけた」(中田喜直)では自然と客席で合唱が始まりました。参加された30代の方は「息子が騒いでじっとしていなくてひやひやしましたが、皆さん温かく見てくださってホッとしました。子どもと入れる機会はなかなか無いのでありがとうございました」と、また、11歳の男の子は「おもちゃの交響曲で楽器を演奏したのが楽しかった」とアンケート用紙に感想を寄せてくださいました。


ゆりあカルテット

 森の図書館では、10月7日(日)に第41回森の図書館夢コンサート「懐かしの名曲」を開催します。「里の秋」や「希望のささやき」、「ロンドンデリーの歌」、「ムーン・リバー」、「シェルブールの雨傘」、「学生時代」、「今日の日はさようなら」などを岡安弘子さん(歌)、小池裕子さん(ピアノ)、長谷川千恵子さん(歌とお話)らの出演でお届けします。お問い合わせは森の図書館04-7152-3200へ。

 


ゆりあカルテット

 今回は無料のファミリーコンサートでしたが、この秋、流山市では素敵なクラシックコンサートを企画しています。9月16日(日)には流山市文化会館で「100年の音楽」(毎週金曜テレビ東京)や「川井郁子ハートストリングス」(月~金曜ニッポン放送)などのレギュラー番組でもお馴染みの「川井郁子ヴァイオリンコンサート」を東日本大震災被災地復興支援チャリティ企画として開催するのをはじめ、10月23日(火)には同じく文化会館でアンサンブル・ベルリン2012」を開催します。世界最高峰のオーケストラ「ベルリン・フィル」のメンバーによる公式室内楽グループストリングスをお楽しみください。


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