ぐるっと流山 天気の達人 天達武史の気象講演会

ページ番号20356 更新日 平成26年2月25日

小学生の親子など、450人が来館

気象講演会&映画上映会

  2月16日(日曜日)、地球温暖化の影響や今起きている環境問題をテーマに、家庭の日「気象講演会&映画上映会」が文化会館で開催されました。同イベントは、千葉県が定める家庭の日(毎月第3日曜日)に合わせて、家族で身近な環境問題について語り合う機会にしていただこうと公民館が開催したもので、当日は小学生の親子など約450人が来館されました。


気象キャスターの天達武史さん

   講演会の講師は、フジテレビ系列「情報プレゼンターとくダネ!」でお馴染みの気象キャスター・天達武史さん。日本各地で発生している台風や竜巻、大雨などの異常気象による被害について、野田市で起きた竜巻の映像等を紹介しながら解説。「竜巻が発生する時は、空が真っ黒になる、雷が鳴る、雹が降るなどの前兆があります。竜巻が起きたら、家の中の頑丈な場所や鉄筋コンクリートの建物に逃げましょう」と教えてくれました。


地球温暖化の話

   地球温暖化の話では、「温暖化が進むと北極のペンギンの雛が困る理由は何でしょう」と会場に質問。正解は「寒くて困る」でした。ペンギンの毛はダウンジャケットのようなもので雪には強いが、温暖化で雨が降るようになると、雨水が毛に浸透して体温が下がってしまうそうです。天達さんは「温暖化の原因となる二酸化炭素は、私たちが便利に使用している冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど様々なものから排出されています。近年、温暖化の速度が早くなっていることが問題です」と話しました。


水が二酸化炭素を吸収する実験

   また、二酸化炭素排出量の話では、水が二酸化炭素を吸収する実験を行い、会場の小学生が協力してくれました。水の入ったペットボトルに二酸化炭素を注入して蓋をします。小学生が数回振るとペットボトルがへこみました。実験を繰り返すと、今度はペットボトルがへこみません。「なぜでしょう」と質問すると、小学生は「水が吸収できる二酸化炭素の量を超えたから」と回答。「正解です」と天達さん。なごやかな雰囲気で、約1時間の講演が終了しました。


450人の親子たちが参加しました

   第2部は、温暖化により海氷面積が減少した北極で生きる白くまの姿を描いた映画「北極のナヌー」が上映されました。来館された方のアンケートでは、「天達さんの話は子どもにも分かりやすくてよかった」、「温暖化防止、できることから始めたいと思った」、「家族で話し合うきっかけになった」、「ナヌーが可愛かった。ホッキョクグマを助けたいと思った」などの感想が多数寄せられました。


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