ぐるっと流山 手賀沼流域フォーラム「親子クルーズツアー」

ページ番号19564 更新日 平成25年12月11日

手賀沼流域フォーラム

   12月7日(土曜日)に、手賀沼流域フォーラム流山実行委員会主催の手賀沼流域フォーラム「親子クルーズツアー」が開催され、6組の家族とスタッフ総勢30人が参加しました。内容は、手賀沼のクルージング、鳥の博物館見学、手賀沼親水広場での生き物観察会が行われました。


手賀沼のクルージング

   手賀沼のクルージングでは、講師の方をお招きし、手賀沼周辺の文化や歴史を話してくださいました。沼には、水鳥がたくさんいて、とくに白鳥の姿には保護者も子どもも大興奮で観察をしていました。講師の方が「手賀沼には、たくさんの生き物が住んでいて、冬には漁も行われます。ここで獲れるタナゴは、土浦の方で佃煮にして売られていたりします。」という話に、保護者の方たちは驚いていました。


鳥の博物館を見学

   鳥の博物館では、学芸員の方が鳥について見学をしながら詳しく教えてくださいました。昔、鳥には翼に爪と口に牙があり、鳥は体を軽くするため、骨の中が空洞で、飛ぶ鳥は羽が固く、風の抵抗を少なくする構造になっており、飛べない鳥の羽根はとてもふわふわしていて、やわらかいことなどを、実際の骨や羽を見せて触らせてくれながら説明してくれました。ほかにも、絶滅した鳥のディアトリマという大きな剥製やモアの骨の剥製、その他世界中の鳥の剥製が展示されており、保護者も子どもも興味深く見ていました。


生き物を獲る体験

   手賀沼親水広場では、千葉県環境財団の方に教わりながら、生きもの観察会が行われました。手賀沼にはどんな生き物が住んでいるのか調べるため、沼の生き物を獲るための仕掛けの籠を子どもたちが頑張って設置しました。また、実際に胴長を着て沼に入り、生き物を獲る体験もあり、大人も参加しました。お父さんたちは胴長に着替え、子どもたちのために生き物を獲りに沼に入って行きました。入ってみると大人も楽しめるようで、お父さんたちはうまく生き物を追い込んでたくさん獲っていました。獲った生き物は、陸で待っている子どもたちが水槽へと移しました。仕掛けた籠も引き上げるとたくさんの生き物が入っており、こちらも水槽へと移して、生き物の観察を行いました。


生きもの観察会

   環境財団の方がクイズをしながら、生物多様性についてわかりやすく「沼にいる水鳥は何を食べているかな。ここに入っているムツゴなどを食べて暮らしているんだよ。ムツゴは何を食べているかな。プランクントンだよ。プランクトンは何を食べているかというと、水の汚れなんだよ。こうして、生き物は全部つながってみんな生きているんだよ。」と話してくださいました。子どもたちも保護者もみんな真剣に聞いていました。


生きもの観察会

   感想を聞いてみると「今日は貴重な体験をさせていただきました。とても楽しかったです。まさか大人も楽しめるとは思いませんでした。」「胴長を着るのもはじめてでしたし、手賀沼に入るのもはじめてでした。子どもがあんなに喜んでくれたのが、本当にうれしかったです。」「また船に乗ってみたい。」「魚かわいかった。」と好評でした。

 


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