ぐるっと流山 朗読はじめて体験講座

ページ番号19521 更新日 平成25年12月6日

朗読指導の梅田さん

   公民館では、まったく朗読をやったことがない方ややってみたいと思っている方を対象に「朗読はじめて体験講座」を11月6日から毎週水曜日、連続5回講座として行いました。会場となっている文化会館会議室に約25人の参加者はほとんどの方が5回すべて休まず、毎回熱心に受講していました。


毎週水曜日連続5回の講座

   今回の朗読指導は、ご自身が役者であり、劇団「彩」も主宰されている梅田宏さんです。梅田先生は、公民館事業のゆうゆう大学の選択科目「文学」でも昨年までの4年間熱心にご指導くださいました。その受講生たちは今、東部公民館で朗読のサークルを立ち上げ、梅田先生の指導の下、楽しく学習に励んでいるそうです。


柴田トヨさんの詩「くじけないで」の朗読

   今回の朗読は、先日101歳で亡くなった柴田トヨさんの詩「くじけないで」の朗読です。その中の5編の詩「目を閉じて」「倅に」「空」「思い出」「幸来橋」を一人ずつ朗読し、それぞれに梅田先生からコメントをいただきました。日本語のリズム(4拍子)や呼吸法、間と強調について説明あり、「基本は2音ずつ、間があり休みがある。声を出すときは腹式呼吸で行い、意識的に吸い込み止める。すぅ~っと吸ってゆっくりはき、できるだけ長くはく。」など細かい基本について説明をいただきました。


一人ひとりが朗読の発表

   発音練習では、梅田先生が演劇学校時代に最初に行った練習方法、意識して「ま」と声を前に出す練習を全員でしました。反響させる場所を意識するとすべての朗読に使える。そして、声を出す喜びを知ること、上手に読むだけではなく、相手に届けることを意識して読むことが大切と梅田先生。講座5回目には、バックに音楽を流し、一人一人がマイクの前で朗読しました。みなさん、緊張されていたようですが、読み終えて満足そうな、嬉しそうな表情が印象的でした。


朗読をする受講者

   梅田先生は、野田でタウン誌「とも」を発行しはじめてから、来年1月には35周年となるそうです。表現する嬉しさがあるからこのように続けてこられたと梅田先生。言葉にはイメージがある。朗読で大切なことは、「聞いている人の耳に届けること」と最後に受講生に伝え、柴田トヨの詩の朗読を披露。受講生はうっとり聞き入って「朗読はじめて体験講座」は終了しました。みなさんは、「気軽に受講したが、朗読の奥の深さを知った」「最初は恥ずかしかったが、楽しかった」など、朗読の楽しさ、声を出す歓びを感じたようです。公民館講座に関する問い合わせは、流山市文化会館電話04-7158-3462へどうぞ。


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