ぐるっと流山 平和台2・3丁目近隣防災会がDIGを実施

ページ番号18563 更新日 平成25年9月30日

DIG訓練

 9月26日、平和台2・3丁目近隣防災会がDIGを実施しました。DIGとは、災害=Disaster、想像力=Imagination、ゲーム=Gameの頭文字を取って名付けられたものであり、参加者全員が、地図等を囲み、その上に、被災状況や防災関係機関の活動状況を書き込み、全員で対応策等を議論しながら進めていく訓練です。


地図上に危険ポイントなどを

 準備と実施が比較的容易であり、例えば、帰宅困難者支援施設の職員が支援要領を、自主防災組織が地域における救助活動や避難をイメージトレーニングするなど、特定の組織、部署が少人数で実施するのに適しています。また、DIGには、「探求する」「理解する」という意味もある英語の動詞「dig」に掛けられ、「災害を理解する」「まちを探求する」「防災意識を掘り起こす」という意味が込められています。


コントローラーを務める岡部氏

 今回の訓練のコントローラー(統制役)は、流山市防災会議の委員であり、まちの先生(防災)でもある岡部英雄氏が務められました。準備として、プレーヤーは、まず、地図上の鉄道や主要な道路等に色を塗りました。さらに、公園や医療機関等の防災に役立つ施設、或いは危険な場所などにも色を塗ったり、シールを張ると、地図が浮き彫りになってきました。最後に、防災に役立つ人材や災害時要援護者がいらっしゃるご家庭などにシールを張って、訓練に使う地図が完成しました。


地図を使って災害想定訓練

 ここからが、訓練の本番です。『最も安全な避難経路は・・・』『火災が発生したら・・・』などと続き、今まで見えていたようで実はあまり見えていなかった地域の災害リスクが明確化し、対策も具体化しました。訓練終了後、参加された皆さんは、「これからも続けていこう」「地域に広げていこう」と話されていました。


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