ぐるっと流山 生涯学習センターでトークイベント「怪奇中等部」

ページ番号18214 更新日 平成25年8月30日

怪奇物蒐集家の渡辺シヴヲさん、ロケット団の三浦昌朗さん

  8月29日(木曜日)、流山市生涯学習センターで「怪奇中等部」というトークイベントが行われ、夏の夜に、ちょっと怖い話を楽しみました。「中学生感覚で、覗き見するトークライブ」という企画から「怪奇中等部」と名付けられた初めてのイベントです。出演は、怪奇物蒐集家の渡辺シヴヲさん、ロケット団の三浦昌朗さんのおふたり。スペシャルゲストに、雑学先生で有名な評論家で「世界一受けたい授業」などに多数出演しているコラムニストの唐沢俊一さんと、浅草芸人でお馴染みの春風ふくたさんという豪華な顔ぶれです。


「怪奇中等部」というトークイベント

  渡辺シヴヲさんは、1965年神奈川出身の役者であり、怪異物収集家。20才の時に初舞台を踏み、以降舞台を中心に活動。2008年より「お化けとその周辺」のコレクターに。怪異収集家の木原浩勝氏より「怪異物収集家」の肩書きを授かったそうです。また、三浦昌明さんは、流山市生涯学習センターの「笑って健康!お笑い大行進」や流山ジャズフェスティバルなどで流山ではお馴染みの楽器が得意な漫才コンビ「ロケット団」。テレビ、ラジオ、寄席を中心に活動展開。時事ネタを取り込んだテンポのある漫才で注目を集め、近年は若手芸人に贈られる賞を次々に受賞されています。


スペシャルゲストの唐沢俊一さん・春風ふくたさん

  唐沢俊一さんは、評論家・コラムニスト。1968年札幌出身で、大学在学中から海外アニメ研究、演芸関係事務所などの活動にたずさわり、1998年、プロパーのライターに。著書「トンデモ一行知識の世界」をもとに作られた番組「トリビアの泉」が大ヒット。「雑学の先生」として日本テレビ「世界一受けたい授業」やTBS「タカトシの時間ですよ!」、「ひるおび!」などで活躍。著書「日中韓お笑い不一致」(徳間書店)など多数。また、春風ふくたさんは、春風ふくた・こうたのコンビとして寄席などで活躍。1974年NHK新人漫才コンクール優秀賞。1976年NTV「やじうま寄席」新人賞受賞。1991年真打昇格。流山市生涯学習センターの「笑って健康!お笑い大行進」で流山市民にもお馴染みです。


豪華な顔ぶれのトークイベント

  ホールの入口には、塩が置かれ、和楽器の演奏が静かに流れ、幽霊の掛け軸が置かれ、照明も少し暗めの演出で、開演前から雰囲気を盛り上げます。「中等部」と銘打っているように、三浦さんと渡辺さんが、学生帽子をかぶって登場すると、チャイムが鳴って、「起立、礼」という掛け声で学校のようなオープニング。トークイベントの中では「あなたの体験した怖い話」も紹介され、流山市民が体験した、昔聞いたという怖い話が公開されました。また、このイベントは、テレビ収録もされました。平和台駅がまだ、「赤城駅」だった頃、人魂を見た方のお話、手術の際に亡兄がバスで迎えにくる夢をみたという方、狐火を見たという方の体験談などがお便りで寄せられ、これを読み上げながらトークが進みました。


三浦さんと渡辺さんは学生帽子をかぶって登場

  1973年から日本テレビ系で放送されていた「怪奇特集!!あなたの知らない世界」の番組制作の裏話などを交えながらユーモラスに話が進んでいきます。日本の幽霊の絵は、髪が背中に流れているもの、「うらめしやー」と手を前にだらりと下げているもの、足がないものの三種類がほとんど。この世に思いがあって「後ろ髪をひかれている」から、あれこれ先回りして心配ばかりして手が前に出ている、「心ここにあらず」で足元がおぼつかないなど、幽霊の絵を分析する一幕も。会場からは、「霊感が強くて、普通は見えないものが見えるという人は、日常生活が大変ではないですか」などの質問が寄せられました。


流山市民が体験した、昔聞いたという怖い話も公開されました

  ホームページを見て松戸からお母さんと一緒にいらした小学校5年生の内田幸之介さんは、「おもしろかった。また、やってほしい」と語ってくれました。また、お母さんの貴代さんは、「中学生の頃、怪奇ブームでUFOや秘境探検、心霊写真などの番組や本が流行しました。懐かしくて子どもを誘って初めてセンターに来ました。楽しい企画ですね」と感想を聞かせてくださいました。流山市生涯学習センターが初めて試みたいわゆる「オタク文化」「サブカル」などと呼ばれるジャンルのトークイベントですが、霊感が強いという春風ふくたさんは、「むやみに怖がると、見えない世界なのをよいことに、商売に利用して、変なものを売りつけようとする人もいるので気をつけてください。怖いのは人間ですから」とトークイベントを締めくくりました。


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