ぐるっと流山 森の図書館科学教室「理科大生と水生プランクトンの秘密にせまろう!」

ページ番号18205 更新日 平成25年8月30日

科学教室「理科大生と水生プランクトンの秘密にせまろう!」

  8月27日(火曜日)、森の図書館で、科学教室「理科大生と水生プランクトンの秘密にせまろう!」が開催されました。この科学教室は、東京理科大学ものづくりサークルCreateの7人の協力により、学社連携事業で、地域の子どもたちに身近な科学の不思議や面白さを体験してもらいたいと企画されました。参加した学生は、大学で生物、電気、情報、物理、化学、材料工学など、それぞれの学部で学んでいるそうです。当日は、小学4年生から6年生18人、中学1・2年生5人が参加し、工作とボルボックスについて学びました。


水生プランクトン「ボルボックス」

  まず、代表の岡内香奈さんがプロジェクターを使い、水生プランクトン「ボルボックス」の秘密に迫ります。ボルボックスは、水の中にすんでいる小さな生き物でラテン語の、勢いよく転がるものという意味です。どこにいると思いますか。植物ですか。動物ですか。などと質問しながら映像で説明します。ボルボックスは、川や池にいて、クルクルと回転しながら泳ぎます。写し出された丸い緑色のボルボックスには、2本のひげ状のものがあり、1ミリくらいの小さな球体の中には、子どものボルボックスもいて、光合成や進化について学習しました。


ボルボックス水そう作り

  次に、ボルボックス水そう作りです。雑菌がつかないように、「キャップの裏をさわらない、話をしない」ように、丸いボトルの中にボルボックスと水(ボルビック)を入れ、育て方も習いました。透明なプラスチック板に黄緑色の点を描いてトースターで小さくして、自分だけのボルボックスストラップも作ります。ボルボックス水そうとストラップは、持ち帰り家で飼育・観察が楽しめます。そして、もうひとつ顕微鏡で拡大したボルボックスと、パソコンを使い合成記念写真を撮影し、記念に持ち帰りました。


23人の小・中学生が参加しました

  参加した小学校4年生の浅沼春哉くんは、「理科が大好きで、ひまがあれば理科の本を読んでいる。ボルボックスのことも知っていたけど、今日は知らないことも教えてもらってよかった」と感想を聞かせてくれました。記念撮影用のパソコン2台にボルボックスと人を重ねて撮影する方法はものづくりサークルCreateの遠藤滋さんが工夫して作られたそうです。この日の様子はJCNコアラ葛飾のケーブルテレビで8月28日のデイリーニュースで放送されました。


【森の図書館の催し】
みんなでシネマ 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
日時:9月7日(土曜日)13時30分~16時
場所:森の図書館
対象:図書館カードをお持ちの方※当日の登録も可
定員:70人(先着順) 費用:無料
申し込み:森の図書館窓口で入場券を配布
お問い合わせ 森の図書館 電話04-7152-3200
 


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