ぐるっと流山 とびだす絵本ミュージアム

ページ番号17869 更新日 平成25年8月13日

とびだす絵本ミュージアム

  夏休みをご家族で楽しんでいただきたいと、8月9日(金曜日)から流山市生涯学習センターで「とびだす絵本ミュージアム」が始まりました。入場無料。会期は、8月20日(火曜日)まで毎日10時から18時30分まで。世界中の、そして100年前からの、貴重な仕掛け絵本、飛び出す絵本が勢揃い。100冊以上の「見本」を手にとって読めます。実際に仕掛け絵本をつくるワークショップやポップアートカードづくり、仕掛け絵本を使った読み聞かせなども行われます。


仕掛け絵本

  本を開くと、家や動物が立体的にとび出したり動いたりする仕掛け絵本。その歴史は古く、兵法や占星術、医学などの専門分野をわかりやすく解説した大人向けの高価なものだったと伝えられています。今回の企画展は、1800年代の貴重なアンティーク絵本をはじめ、1970年代から90年代の懐かしい絵本まで、仕掛け絵本創世記からの変遷までが楽しく見られるようコーナーを分けて展示されています。人気なのは、動物や乗り物係ですが、これは、仕掛け絵本でなくても絵本の定番ですね。


澤田隆治さんにコンパスがインタビュー

  初日となった9日(金曜日)の18時からJCNコアラ葛飾による生放送も行われました。「デイリーニュース」の番組中、人気コーナーの「突撃コンパスの街生レポート」です。「とびだす絵本ミュージアム」の魅力を仕掛け絵本蒐集家でもある澤田隆治さんにインタビュー。本番中に会場の子ども達が乱入する一幕も。中継が終わったコンパスは、流山おおたかの森駅前に移動し、森のナイトカフェに出演。漫才を披露したコンパスのおふたりは一路富山へ。一昨年、漫才新人大賞を受賞された若手実力派のコンパスは、千葉や富山でレギュラー番組を持ちお忙しいスケジュールが続いています。

 


絵本を手にとって読むことができるスペース

  夏休みになると読書感想文の宿題など「課題図書」が話題になります。今回の仕掛け絵本、とびだす絵本は、小中学生だけでなく、小さなお子さんから大人まで楽しめる企画展を目指しています。お盆の帰省シーズンに開催することによって、お孫さんを連れた祖父母の方々等にもお越しいただきたいと企画されたものです。会場には、仕掛け絵本の父とも謳われるロタール・メッゲンドルファーの作品から、現代の人気作家ロバート・サブダやデビッド・A.カーターの作品まで、仕掛け絵本の数々を楽しんでいただける絵本展です。


ポップアートカードづくり

  今回の企画展「とびだす絵本ミュージアム」は、夏休みの読書普及という要素もあることから、森の図書館でもガラスケースを使ったミニ展示が行われています。9日(金曜日)は、仕掛け絵本作家・畠智彗さんによる仕掛け絵本づくりワークショップが行われました。畠さんは、「おおしま国際手づくり絵本コンクール」に「燕虎物語」で応募、最優秀賞を受賞し、大日本絵画から三国志の名場面を豊富な仕掛けで表現した絵本が発売されています。参加された小学生の皆さんは、紙を折ったり、切ったりしながら仕掛け絵本づくりを楽しんでいました。畠さんの「燕虎物語」は市内の図書館でも借りられます。


現代の人気作家ロバート・サブダの作品

  流山市生涯学習センターで毎月、続けられている「笑って健康!お笑い大行進」のプロデューサー・澤田隆治さんのコレクションのコーナーもあります。澤田さんが、テレビ番組づくりの中で、舞台転換を考えるヒントにしようと世界中を回って集められた海外の飛び出す絵本は、ロイヤルファミリーからスターウォーズ、漫画ワンピースまでさまざま。今回の飛び出す絵本展を開催するきっかけとなったコレクションです。その国々のお国柄がよく表れています。


とびだす絵本

  2年前に初めて企画し、ことし2回目となった「とびだす絵本ミュージアム」。今回は、「木のぬくもり」「手づくりのやさしさ」が伝わる展示を心掛けています。本棚や展示台、仕切り棚も市販のものではなく、スタッフが、子どもたちの目の高さなど考慮してすべて自前で展示、アットホームな雰囲気の企画展です。子どもたちが座って絵本を手にとって楽しんだり、ハサミやノリで簡単なポップがつくれる場にするために、人工芝を敷き詰め、自宅の子ども部屋に座って楽しむような安心感を大切にしました。


「あかまるちゃん」コーナー

  ギャラリーの入口には、大きなアリスが飛び出してご来場の皆様をお迎えしています。大きな仕掛けはアリスだけでなく、デビッド・A.カーターの人気仕掛け絵本「あかまるちゃん」コーナーにも拡大版が設置されています。独創的な色彩、造形やモチーフ、ページをめくるたびにわくわくしてしまいます。ポップアートカードづくりは、カエル、ヘビ、クマの3種類。夏休みの思い出にぜひ、挑戦してみてください。 


針金アートワークショップ

  11日(日曜日)には、夫婦漫才の「おしどり」によるパントマイムと針金アートワークショップが行われました。普段はステージで、針金アートとアコーディオンでおしゃれな笑いを誘うおふたりが、子ども達に、カラー針金で魚や花をつくる技術をやさしく伝授。付添いの大人向けにお笑いも飛び出し、なごやかな雰囲気でワークショップが行われました。会場では、ボランティアの皆さんが、毎日11時からと、13時30分からの2回ずつ仕掛け絵本の読み聞かせをしてくださいます。お問い合わせは、流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。


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