ぐるっと流山 敷蒲団づくりの実演

ページ番号17728 更新日 平成25年8月2日

敷蒲団づくりの実演

  7月17日、リサイクルプラザ・プラザ館では、リサイクル講座の1つとして、流山1丁目にある「ササヤ寝具店」の田上郁夫さんを講師に招き、敷蒲団づくりの実演を見学する講座を開催しました。今ではなかなか間近で見ることのできなくなった「打ち直し綿を使った敷蒲団づくり」の技術を目の前で見ることができる講座で、毎年1回開催しています。


蒲団についての説明

  最初に、田上さんから蒲団についてのお話がありました。昔は、蒲団は定期的に打ち直しをして長く大切に使われていましたが、最近では汚れたり厚みがなくなってしまうと、粗大ごみとして捨ててしまう家庭が増え、ごみの増加の原因の一つになっています。蒲団は、打ち直しをして長く大切に使うことにより、ごみ減量につながることについて説明がありました。


一つの敷蒲団を作るために必要な綿

  いよいよ敷蒲団づくりの実演です。1つの敷蒲団を作るためには、これだけの綿が必要になります。


丁寧に重ねられた綿

  綿を丁寧に重ねていきます。重ねるごとに少しずつ小さくしていきます。


角の綿を手で切り離す

  角を手で切り離し、綿が蒲団地の中に端まできちんと入るように、きれいな角を作ります。


綿を蒲団地に入れる作業

  綿を蒲団地に入れる作業は、とてもダイナミックです。身体全体を使って少しずつ入れていきます。


口開きを閉じる作業

  綿が入ったら形を整え、角にもしっかり綿が入るようにします。その後、口開きを閉じます。
 


角の飾りを付ける作業

  口開きを閉じたら、綿がずれたり動いたりしないように、綴じ糸で綴じます。角の飾りをつけます。この飾りが付くと、より立派に見えます。


完成した敷蒲団

  いろいろな工程を経て、ふっくらとした敷布団が出来上がりました。参加者に実際に横になってもらいましたが、皆さん「とても気持ちがいい。」、「このまま寝ていたい。」、と口々におっしゃっていました。リサイクルプラザ・プラザ館では、今後も各種リサイクル講座を実施してまいります。募集については、広報ながれやまおよび流山市ホームページに掲載します。皆さんのご参加をお待ちしています。
 


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