ぐるっと流山 キッコーマン新社長講演会

ページ番号17631 更新日 平成25年7月29日

キッコーマン(株)堀切新社長が講演

堀切社長

 7月26日、流山出身の堀切功章氏がキッコーマン(株)代表取締役社長CEOに就任されたのを記念した講演会が、閉庁後の市役所で開かれ、商工業関係者や市役所職員など約160人が参加し、世界に冠たる企業のトップの貴重なお話に耳を傾けました。堀切氏は、流山4丁目出身で、流山幼稚園を卒園されるまで市内にお住まいだったとのことです。1974年に大学を卒業後、キッコーマン(株)に入社され、専務執行役員を経て今年6月に現職に就かれました。


流山のみりんについて説明

 講演会では、キッコーマンの歴史として野田と流山での歩みから話をおこされ、海外進出の際の事業展開をどのように行い成功してきたかなど、詳しくご説明いただきました。また、今後のキッコーマングループが目指す姿を、「しょうゆをグローバルスタンダードな調味料とする」「食を通じた健康的な生活を目指す」「地域社会にとって存在意義のある企業にする」という3つの柱としていることなどを話されました。


約160人が参加

 流山の白みりんについては、堀切氏の祖先にあたる相模屋二代目当主の堀切紋次郎が1814年に醸造に成功し、きれいに澄んだみりんが江戸市中で大人気となり、江戸の名物として全国に広まったこと。その評判から宮中に献上する機会を得、それを喜んだ紋次郎が、「関東の誉れはこれぞ一力で上なきみりん醸すさがみや」と歌を詠んだそうで、一力を「万」の字に、上なきから「上」の字をとって「万上」とし、マンジョウのブランドが始まったことなど、貴重な話を伺えました。


井崎市長と堀切社長

 来年は、白みりんが誕生200周年を迎えることから、これを記念したさまざまなプロモーションを予定しているそうで、今後の活動が楽しみです。同社では、しょうゆ容器の新開発で加熱しなくても保存ができる「生しょうゆシリーズ」や、今年8月5日から、米麹用のお米を2倍使用した「マンジョウ 米麹こだわり仕込み本みりん」を全国で新発売するなど、新たな取り組みにも果敢に挑戦されています。


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