ぐるっと流山 お笑い大行進「祝30回記念スペシャル」

ページ番号17576 更新日 平成25年7月23日

若手からベテランまで11組が出演

大勢のお客さんの手で賑わう

 7月20日(日曜)、平成22年から始まったお笑いイベント「笑って健康!お笑い大行進」の第30回目の記念大会「祝30回記念スペシャル」が文化会館で開催されました。若手からベテランまで11組の芸人が出演し、会場中が笑いの渦に包まれました。同イベントは「てなもんや三度笠」など数々の人気番組を手掛けたテレビプロデューサーで、笑いと健康の相関関係を考える「笑いと健康学会」会長の澤田隆治さんが企画・構成で、「笑うことで健康になろう」という趣旨で年に10回ほど開催しています。


漫才協会へ感謝状

 健康都市宣言をしている流山市は、出演協力していただいている漫才協会へ感謝状と市特産のみりんを贈呈し、感謝状を受け取った馬橋にお住まいの青空球児会長は「お客さんが来てくれたから、30回続けることができました」と感謝の意を示しました。


最多出場はコンパス

 青空球児・好児、おぼん・こぼんなど毎回多くの実力派芸人が出演し、これまでに出演した方は70組、延べ248組に達しています。そのなかで最多出場を果たしたのは、ボケの西本宏一さんが流山出身の若手コンビ「コンパス」。「みなさんのおかげで地元で多くの仕事をもらえるようになり、地元ケーブルのコアラテレビでは冠番組を持つこともできました」と話すと会場からは暖かい拍手が。肝心の芸でも先陣を切って登場し、得意の流山ネタをふんだんに使って会場に大きな笑い声を響かせ、一番手という大役を果たしました。


すず風にゃん子・金魚

 次に登場したのは、いつも元気なすず風にゃん子・金魚の二人。富士山世界遺産登録記念ということで、金魚さんは頭に富士山の飾りをつけ、より一層舞台を華やかに盛り上げます。にゃん子さんをニューハーフとしていじったり、ステージを縦横無尽に走り回ったりと、やりたい放題。さらに挙げ句の果ては名人芸ともいえるゴリラのものまねを披露すると、お客さんは声を出して大爆笑です。
 


ベテランも多数

 癒し漫才の東京丸・京平は、客席から手拍子で迎えられて登場。新婚旅行の話で奥さんの役を入れ替わり立ち代わり演じて面白おかしく笑わせてくれました。文化庁芸術祭大衆芸能部門で大賞を受賞した夫婦漫才の東京太・ゆめ子は、「あのー、だからー、そーいうことでー」とはっきりしない京太さんが、ゆめ子さんに押され気味に進んでいく掛け合いが軽妙。最後は「母ちゃん、もう帰ろうよ」と定番のフレーズで締め、手をつないで仲良く退場する姿に大きな拍手が送られました。


会場は大笑い

 「なーんでか!?」とギターの音に乗せて、お客さんに問いかけるのはおなじみギター漫談の堺すすむ。聞いてすぐには面白さが分からないちょっとひねったネタを次々に披露し「頭を使わないと分からないよ」などと、お客さんをいじりつつ爆笑の渦に巻き込みました。コンパスに次ぐ10回出場のおぼん・こぼんはタップダンスを得意の披露。ベテランらしいテンポのよい漫才と、自慢の美声による歌ネタで笑わせ、同じく10回出場の平成24年度漫才新人大賞の若手コンビ・カントリーズはボケの福田純一さんがツッコミの江澤伸行さんをいじりたおしました。
 


笑うときは大きな声で

 お揃いのグリーンのジャケットに身を包んだ春風こう太・ふくたの漫才からは、仲の良さが伝わってきます。「忙しくてテレビに出る暇がない」などと自虐的なネタを明るく笑い飛ばし大いに沸かせました。旗揚げコントで笑わせてくれたのはナンセンス。お客さんを檀上に上げて旗揚げをすると「俺よりうまくやるんじゃないよ」とつっこみつつ、サイン色紙をプレゼント。笑いの大御所・昭和のいる・こいるは、「笑うときは大きな声で笑うことが大事」と健康ネタを小気味良い漫才で笑わせ、トリを務めたコンビ結成49年の大ベテラン・青空球児・好児はドラマなどの愛を語るシーンを言葉と動きを逆さまに演じるネタで会場を爆笑の渦に巻き込みました。


トリは青空球児・好児

 第1回から欠かさずお笑い大行進を見に来ている柏市にお住いの石川好博さん・隆子さんご夫妻は「もともとお笑いが好きで、浅草の東洋館によく見に行っていました。近くで見られるのはうれしいですね。お客さんも増えたし、だんだんとお笑いが根付いてきているのを感じます。普段の生活ではこんなに笑うことはなかなかありませんから、健康のためにも、足腰が立つうちは今後も来続けたいです」と話し、また、最多出場のコンパスについては「ひいき目ではなく上手くなった」と太鼓判を押しました。次のお笑い大行進は「夏休みスペシャル」。8月10日に生涯学習センターで開催します。チケットのお求めは生涯学習センター(04-7150-7474)へ。
 


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