ぐるっと流山 「流山の富士山」をライトアップ

ページ番号17379 更新日 平成25年7月9日

富士山の世界遺産登録を祝して

ライトアップ

 7月5日(土曜)、流山本町の浅間神社境内裏にある富士塚が、竹筒に入れた約200個のLED電球でライトアップされました。富士山が世界遺産に登録されたことを記念して行われたもので、初の試み。浅間神社の祭礼の日に合わせて実施され、訪れた方たちは夏の夜に浮かび上がる幻想的な富士塚の姿を楽しみました。


珍しいものです

 富士塚は富士信仰に基づく人工の山。現代のように簡単にだれもが富士山に行けなかった時代に、気軽に参拝できる身近な山として各地に作られました。富士塚の大きさや形態はさまざまですが、明治時代に作られた浅間神社の富士塚は高さ約8メートルと大きく、さらに富士山の溶岩で作られた大変珍しいものです。実際に頂上まで登ることもでき、今回のライトアップでは、登り道に沿って灯りが並べられました。


飯田さんと長谷部さん

 このライトアップを手掛けたのは、切り絵行灯で流山本町を灯す「流山本町行灯回廊プロジェクト」の飯田信義さんと長谷部年春さんのお二人。斜めに切った竹筒に市から借りたLED電球を入れた「竹行灯」を作成し、昨年の流山花火大会では100個の竹行灯を通り沿いに並べて、花火客の目を楽しませてくれました。今年は倍増して200個の竹行灯でお客さんを迎えようと準備していたところに、富士山の世界遺産登録が決まり、急きょ「流山の富士山」をお祝いしようと、竹行灯を使った演出をすることに決めました。


花火大会をお楽しみを

 子どもの頃からの遊び場だったという富士塚が、幽然と浮かび上がるのを見て二人は感慨深げ。「これだけ立派な富士塚があったのは、やはりそれだけ町が賑わっていたということでしょう。市内にこれほどの富士塚があることを知らない方も多いと思うので、もっと多くの方に知っていただき、流山本町に足を運んでいただけたら」と期待を込めます。8月24日の花火大会では、切り絵行灯とともに200個の竹行灯の優しい灯りで流山本町の通りを灯します。ぜひ帰りがけにご覧ください。


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